すずらん部屋

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クラシカロイド 第22話(2期)「バッハクラクラニーベルング」感想

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こんにちは。今回はクラクラ再始動?バッハ様はお買いものに付き合わされる?予告から気になることがいっぱい。響吾パパにはいつ会えるのかしら。いよいよ終盤に向けて物語は進んでいきます。

感想♪♪

  • 駅前で路上ライブを行っているクラクラ。やってらんない気分♪を歌っていますが、観客は奏助だけという厳しい状況。
    ワーグナーに乗せられて塩対応をやったのが原因?と思っているようです。
    そうなの?奏助も言ってるけど、私、ソルクラ好きですよ?うちの娘もあのソルクラの振り付け、真似して歌っていますよ?黒歴史化はもったいない!でもまあ、無理もないかも。こちらはチャイコとバダの事情を知っているからそう思えるけど、世間は表面しか見てないからねえ。そしてそれは別に悪いことじゃないし(やはり芸能人は印象第一なのかも)。
  • ミツルさんが来て、バッハ様からの届け物を持ってきました。USBメモリー?てことは曲?

  • OP後。アロハバッハ様だ♪ 今までのことを、あのいいお声で語っておられる。
    ふむ、ワーグナーにムジークを奪われたあと、日本を後にした、と。待って。日本を離れる時に乗った(と思われる)飛行機の中で、すでにアロハシャツ状態なんですが。バッハ様、難しい顔してるけど、さてはウキウキバカンスモードだべ? 響吾を探す旅に出たわけですが、「なぜ八音以外のクラシカロイドをつくったのかその真意を問いたい」というのが一番の理由ね。
  • バッハ様、ずいぶんあちこちに行ってるのね。でもアラスカやヒマラヤの山中にはさすがにいないと思うの。いてもおかしくはないんだけど。クラシカだし。
  • 南の島のリゾート。タブレットワーグナーの映像を見ていたことがきっかけで日芽歌と知り合ったらしい。
    <それが響吾の妻 音羽日芽歌との出会いだった…>(バッハ様の独白)
    ちょちょちょ、ちょっと待って。なにこのアダルティな雰囲気。南の島でバッハ様はアロハシャツなのにさ、いけないものを見た気がする。
  • バッハ様はクラシカロイドのバッハと名乗った上で「私もあなた方の息子のようなもの 父を…音羽響吾を捜しているのです!」と。日芽歌さん「今度の息子は随分大きいのね」っていやいや、いきなり知らないイケオジが話しかけてきて自分はあなた方の息子のようなもの、なんて言われたら普通目を白黒させますってば。日芽歌さんブレない。私は限りなく日芽歌さんの年齢に近いだろうけど、こんな状況に陥ったら頭パンクします(落ち着け)。
  • その後私たちはヨーロッパに渡り各地を回りながら買い物を…と言っていますが、待って。ずっと行動を共にしてるってことよね。この2人、見た目年齢が近いので、なんつーかその…はたから見たらそういう関係に見えてしまう。すみません、Eテレ夕方の健全なアニメでこんなこと思って。汚れてますね。
    まあそれは置いておいて、やや威圧感のあるイケオジが天然女性に振り回されるなんて、大好物すぎてニマニマしてしまう。
  • 響吾さんは相変わらず見つかりませんが、暴走するワーグナーを止めるために、とメールを送ったわけね。そのメールに添付されてたものをミツルさんは持ってきたわけだ。それにしても買い物に付き合わされて素直に「はぁい…」って言ってるバハ様かわいい。

  • 一方ハママツ。「でえバッハ様がおらたちに新曲を〜!」って大喜びのチャイコちゃん。顔がとろけてる。バダちゃんは、ワーグナーの味方のミツルがなぜ…と訝しみますが、別に味方じゃない、社員としての仕事をしてるだけ、と淡々としてるミツルさん、いいね!服装はどんどんラフになるけどね。ミツルさんは何かやってくれそう。
  • さてUSBに入ってたのは楽譜と歌詞だけだったらしい。チョッちゃんがそれをパッド君に送って、それぞれのPCとタブレットで中身を確認してるわけね。私も楽譜は読めないけど(少なくとも知らない曲の楽譜を見て、こういうメロディなんだ、とはわからない)、読めたら楽しいだろうなあ。モツやリストが楽しそうにチョッちゃんのPCを見てるシーン、いいね。
  • チャイコちゃんも涙と鼻水流して喜んでます。そうだ、シューさん以外にもチャイコはわりと顔ぐちゃぐちゃにして泣くんだった。「こんたら神曲をおらたちに下さるとは〜!」ってなんかこちらまで泣けてくるよ。バダちゃんもあの車掌さんの言葉を思い出して、「ひとときの逆境に絶望しないでよかった!」ってうれしそう。ドボちゃんたら照れてる!
  • 歌苗はバッハが急に曲を送ってきたことに疑問を持ちます。チャイコとバダはこの曲でワーグナーと戦えっていう意味だと捉えたらしい。ワー君と戦う、という表現に顔が暗くなる歌苗ちゃん。あれ、シューさんはスマホ?で楽譜を読んでるのかな?このスマホは歌苗の?チョッちゃんの?
  • ベトは「気に入らん!」ルー君はバッハ嫌いだもんねー、というモツですが、確かに1期はそうだったね。ベトはバッハ様の態度が気に入らないらしい。小僧の増長ぶりに対抗するためにまどろっこしいことをして、と思ったようです。確かにね。バッハ様は言葉が少なくて、真意が伝わりづらいのよね。でもそれがバッハ様だし…
  • パッド君が今の状況を整理するように話してくれます。バッハは曲だけ送りつけてくるのではなく、バッハ自身が戦うべきだと。でも無理。バッハ様はワーグナーにムジークを奪われてしまったから。この事実を知った皆は驚きます。アルケー社の社員がワーグナーが奪ったバッハ様のムジークで操られているのを見た、というバダの証言に、リストは何で今まで黙ってたのよ、と訊きます。そうか、言ってなかったんだね。
  • チャイコはバッハ様しか信じねえ、この曲でガキンチョに勝ってやる、と頑なな感じ。シューさんのベト愛もすごいけど、チャイコちゃんのバハ様愛もブレない。やたらと邪険に扱われる奏助がかわいそうだけど、面白い。戦うという言葉に不穏なものを感じるのか、ちょっと待ってという歌苗ちゃん。みんな仲良くして…という歌苗ちゃんの思いはどうなるのか。
  • お、ワー君、札幌ドーム的なとこでライブしてる。全国ツアーが始まったようです。ワー君のライブはどこも完売。日本のツアーが終わったらワールドツアーをしたいらしい。「プロジェクト ニーベルング」というプロジェクトを考えているみたい。「世界中に僕の音楽が満ちることになる。そうすれば…」とまだ何か企んでいる様子。ミツルさんはやはりワーグナーのそばについて、彼の目的や動きを最初に知りたいというのもあってマネージャーをやっているのかな。彼女もバハ様愛があるし。

  • さあ、いよいよクラクラの二人が新曲をひっさげて街頭ライブ。ドボちゃんも一緒。「あんなに邪険にされてもへこたれない…。奏助はファンの鑑」とカバリンガルを通して言っています。まあここで調子に乗るあたりが奏助なんだけどねw
  • チャイコちゃんはきちんと「ヨハン・セバスティアン・バッハ プロデュース」と言うところに愛を感じる。 タイトルは愛だけがすべてじゃない!待ちに待ったつんくさん作の曲です!
  • 最初はアカペラ。なかなか厳しそう。
    え?後ろにギターを持ったベトが!バダちゃんがわかった顔をしているので、もうこれは仕込みだったわけね。このギターって2期3話で出てきたギター?シューさんはタンバリン。モツはベース。リストさんはショルダキーボード!リストさんはムジPの浅倉大介さんを彷彿とさせますね。もちろんベトも♪
  • リスト「クラシカロイドはムジークだけじゃないってとこを見せてあげるわ
    そうそう!そうだよ。今日のテーマはこの一言に尽きると思う。ドラムはチョッちゃん。PCのドラムソフトかしら。シューさん、とっても楽しそうね。うわーーん、うれしい。1期15話の音楽室での即興演奏がすごく好きだったから、2期でも皆が演奏する話が来ないかな?って思ってたからこの不意打ちはうれしい。今回はチャイコとバダも一緒だよ。それもバッハ様の作った曲を演奏して歌ってるんだよ!ありがとう…本当にうれしい。
  • 少しずつ人が集まってきます。やはりいい演奏には足を止めちゃうよね。歌苗も来ました。歌苗がベトたちに演奏を頼んだのかと奏助は思ったようですが、それは歌苗ちゃんが否定。
    「口じゃ気に入らないとか言いながら、いざとなったら協力してくれてやっぱいいとこあるよな!」うんうん。ワーグナーに勝てる、という表現にやはり顔を曇らせる歌苗ちゃん。勝つとか負けるとかそういうことじゃない、これでいいの?お父さん、と歌苗は思いを馳せます。

  • パリ。カフェで響吾パパがワーグナーの活躍を伝える新聞を読んでいます。そこを通りかかるバハ様。バハ様後ろ!後ろ!!!
  • ミツルさんから(よく見たら、送信元は三弦亜遊夢になってました。弟くんからだったか)クラクラのライブ動画を貼ったメールが来て、ニヤッとするバハ様。お前たちがワーグナーを抑えている間に…と言ってますが、やっぱりバッハ様は他のロイドたちを兄弟って思ってるんだね。「多様性こそ音楽の根幹。自由こそ音楽の神髄!」この思いがワーグナーに伝わるだろうか。日芽歌さん、バッハちゃん呼び。あ、まだ買い物の途中だったのね。急に焦るバッハさんかわゆい。うふふ、日芽歌さんにはさすがのバハ様も「フィーネ」とは言えないのねえ。

  • ワーグナーは大阪でライブ。「ほなまたネクストレボリューションやで〜!」エセ関西弁すごい。
  • 最終日はハママツドームのこけら落としだというのに、チケットが完売していないという報告を受けるワーグナー。 ミツルさんは同じ日にクラクラのコンサートがあることを伝えます。ワーグナーはクラクラの駅前ライブの動画を見せられて曲がバッハと気づきます。
    クラクラはキャパ350人のハママツ文化会館小ホールだし、5万人のドームと比べたら…大したことはないとミツルに言われますが、たった350人でも僕以外の音楽に民衆がなびくなんてとワーグナーはぷんすか。民衆って言い方、すごい上からね。
  • 「父さんに僕を認めさせるには全てが完全でなきゃダメなんだ!」クラクラの背後にバッハがいるとわかったので俄然やる気を出してきたワーグナー
  • また馬男と牛子が出てきたよ!ワーグナーカレーの宣伝。革命の甘口・革命の辛口ってw 舌を出したワー君のパッケージが破壊的。ドームチケットが当たる抽選券がついてるらしい。ワーグナーカートやエナジードリンクなど、とにかくチケットを色々つけてます。なりふりかまってられないのね。
  • でもまだ完売しないワーグナーのハママツ凱旋ライブ。こうなったら…と何か動き出したぞ。

  • ハママツ市民会館 満席。いい曲を書いて下さったから!って泣くクラクラの二人。俺のギターアレンジがあったから、とか僕のベースのおかげとか言うあたりがいつものみんなだね♪ 3連タンバリン、超気に入ってるのね、シューさん。
  • 一方歌苗ちゃんはワーグナーのライブへ。カレーを買って、わざわざ応募したのね。こういうの、当たったことないよー。
  • クラクラの衣装超かわいい♪ 正統派アイドルだね。ソルクラとはまた違って、これもいいよ!
    この間のように、音羽ロイドが後ろで演奏してくれている。 おっと、ワーグナーはクラクラの会場に来ています。なんとここからネット中継をするらしい。
  • ハママツドーム。クラクラのライブが大型モニターに映し出されます。中継をされてることに驚く歌苗。サプライズ演出?
  • そのクラクラのライブ中、客席でムジークを発動させるワーグナー「革命賛歌 ~ニュルンベルクのマイスタージンガーより~」です。会場がムジーク空間に。
    オッドアイ再び。ミニソーセージ軍団再び。
  • 邪魔されたクラクラは返り討ちにしてやる!と怒ります。とはいえ、これも計算通り。こうなるのはわかっていたのね!余裕あります。ここの皆、ここ一番の作画でかっこいい。 みんな一斉にムジーク発動!
    きたぁぁぁぁぁーーー。集団変身シーン!バハ様はいないけど、ドボちゃんが入って8人で!

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  • 歌苗は争う皆を見たくない。やっぱり自分の身内と仲間が争われると辛いよね。
  • ワーグナーも「こちらこそ計算通り。皆がムジークを発動するのを待っていた」と自信満々。ムジークを奪おうとしています。
    皆のタクトが手から消えてワーグナーのところへ!ワーグナーはやはりムジークを奪うことができた。
  • 「すべてのクラシカロイドの力を手に入れた。それはすなわち世界を支配するニーベルングの指輪を手に入れたようなもの。見てる?父さん 僕はついになったんだ!ベストオブクラシカロイドに! 」涙を浮かべて世界で唯一のクラシカロイドになれたことに興奮してるワーグナー。真面目なシーンだというのに、ベストオブクラシカロイドって言葉がベストジーニストとかそういうノリを思い出しちゃって、おかしい。

  • 音羽館。ほんとにみんなのムジークが奪われちゃうなんて!と笑っているモツ。わざと試したらしい。ベトも、ワーグナーにはムジークを奪う力があることが証明された、とサバサバ。 リスト「昔から得意だったけどね。人のものを奪うの 」し、辛辣。
    ムジークはもう使えないの?と心配する奏助だけど、皆平気そう。「バッハ様から頂いた曲はムジークじゃねぇし」そうなんだよね。歌苗ちゃんは、奪ったみんなのムジークの力でワー君は何をしようとしてるのか危惧を抱いている。もう早く響吾さん!!!

  • ED。「愛だけがすべてじゃない!」がライブ映像で流れます。ソルクラとは違った魅力。どちらがどうとか言えないよ。この歌、最初はピンとこなかったんですが、何度も聴くうちにすっごくいい歌だなーと沁みてきました。チャイコとバダがすっごくうれしそうなのでそれだけで泣ける。
  • 響吾パパの予告。やっと会えるね。きちんとワーグナーの話を聞いてくれそうなので、それだけでもうホッとする。
全体の感想

実はちょっと涙ぐんでしまった回。でも面白いところもたくさんありました! バッハ様関係は、もうずるいよーとしか言えないくらいドキドキシーンだし。バッハ様、2期は出番が少ないから、こんなに急にたくさん出てくるとびっくりしてしまいますよ。予告から、日芽歌さんと出会うんだろうな、とは思っていましたし、日芽歌さんに振り回されるのも想像はつきましたが、あんなに2ショットが似合っちゃうとは思いませんでした。まあ、美男美女だし、当然といえば当然かも。バッハ様もやや天然ぽいので本当に響吾さんを見つけられるのか心配。

そしてクラクラ再始動に合わせてバッハ様が曲を作ってくれたのはとてもうれしかったです。八音の中で一番いうことを聞いてくれそうなのは確かにクラクラの2人だけど、そういう自分の手先として動かしたいということではなくて、ワーグナーを止めたい、それには弟妹たちの力を借りたい、っていうことだよね。まずクラクラに曲を渡して、そこに皆が乗っかる形が一番いいんだと。
公式HPのムジーク紹介のところにある、今回の「愛だけがすべてじゃない!」の解説を読みますと、「本編映像とあわせる前提で制作が進められました」とありました。今回の曲は皆が加わる前提というのがうれしいですね。
詳しくは公式HPの解説をご覧ください。

www.classicaloid.net


リストさんが言ってましたが、クラシカロイドはムジークだけではない、本当にこれです。
今期はなかなかつんくさんのムジークが聴けなくて、それは話の展開の都合上かつんくさんの都合上かどういう大人の事情があるかわかりませんが、早く聴きたいなって気持ちは変わっていません。
曲が少ないバダちゃんに合わせて、チャイコちゃんまで制限されちゃうのかな、それを補うためにガールズデュオという風にしてムジークではない曲を出しているのかな、とは思うのですが、そういうのは気にならなくなりました。
むしろロイドたちはムジークが出せなくなったことを全然気にしていない。私も奏助のように、焦らないの?と思ったのですが、ロイドはムジークが出せなくても音楽をじゅうぶん楽しめそう。音楽以外も楽しんでるしね。

ムジークに一番囚われているのはワーグナー。ムジークが全てを測る指標になってしまっています。唯一とか一番とかそういうことばかり求めていて、どんどん頑なになってしまっていますね。響吾さんには来週会えるようですが、どうなるか。八音についてはバッハ様が言い出したことだし、響吾さんは最初から10人のつもりだったのか、もっと他にもいるのか不明ですね。
というか、響吾さん、もう誰にも追われていないと思うんですけどね。ワーグナーも探してるけど、響吾さんに危害を加える気なんかないだろうし。 …でもね、来週のタイトル「待ち人来たりて城が建つ」が気になりますね。城…ワーグナーがさらに頑なになって自分を守るために城を建ててしまうイメージ。響吾さんは優しく迎えてくれると思いたいです。そして、響吾さん。ワーグナーだけでなく歌苗の話をしっかり聞いてあげてほしいです。もうさんざん振り回されているんだからね!

今日の1枚(*^_^*)

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上でも書きましたが、バッハ様の作った曲を音羽ロイドが演奏してクラクラが歌うシーン。
本当にここ、うるうるしてしまいました。口で文句言いつつ、ギターを弾いてくれるベトさん、かっこいい。
やっぱり音楽をやってる皆が大好き。音羽ロイドはもともと(一応)仲良しですが、12話以降、チャイコとバダも一緒に音羽館に住んでいるので、この2人が入っても全く違和感なくむしろ結束が強くなった感じ。とはいっても、本人たちは、てんでばらばら自分勝手ではあるんだろうけど。それでも、こういう時にサラッと楽器演奏して、歌っている皆が大好きです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


※画像は©BNP/NHK・NEPより引用しております。


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