クラシカロイド 第22話(1期)「ちがいのわかるおとこ」感想
こんにちは。今回は1期22話の感想です。
ベト祭り。この人、どこまで本気なんだろ、とツッコミを入れずにはいられない回。 超有名曲も出ますよ!
ずいぶん更新する間が開いてしまってすみません。 2期の再放送も決定して、それまでに何とか1期の感想を終えたかったのですが、遅くなりました。 相変わらずゆるゆると感想というかツッコミを。
感想♪♪
- えー…ベトがものすごい勢いの一人語りをして、とにかくコーヒーが素晴らしい!ということを訴えます。
いやあ、このアバン最高ですね。ここだけで私、爆笑しまくりでしたよ。
わかりますよ、コーヒーっておいしいですよね。元々日本のものでないのに、今の生活に定着しすぎですよね。 ちなみに、コーヒーにはミルクを入れる派です(どうでもいい情報) - カフェインロイドというパワーワード。小娘に淹れてもらっただと?歌苗ちゃん、やさしい…
コーヒー片手にギョーザーを焼くのはどうなのと思うのだけど、自分もコーヒーを飲みながら料理したりするわ… - いいコーヒー豆をねだる時は目力!歌苗ちゃんはベトに甘い…のか?というか、しつこくねだる様はお子ちゃまっぽい。
それでもスーパーでいい豆をねだる程度で済んでるならよかった。コーヒー専門店の自家焙煎の豆とかそんなん選んでるのかと思ったよ。凝り性だからねベトさんは。 豆のベストな数は60粒と主張!コーヒーミルを持っていないので豆で買ったことがないんですけど、一度数えてみたくなりましたよ。
OP明けも一人語り&ツッコミが続くベト。マスクして手袋して豆を慎重に数えています。 いくらギョーザーに凝ってるとはいえ、普段ニート状態で暇だろうと思ってたけど、コーヒーを1杯飲むためにこんなに手間をかけてるんじゃ、意外と忙しいのかもしれない。
- 酔っ払いリッちゃんお帰りなさい。酔うとかなり面倒くさい人になるようです。
酔ったリッちゃんがベトに後ろから抱きついたり、吐きそうになったところをベトがリッちゃんをかついで一気に運ぶ辺り、この2人ってば大人なんだか子どもなんだか…ヴィジュアルがアダルトな2人なのでちょっとドキッとする。チョップチョップ~!がかわいいぞ。 - モツも後ろから抱きつくし!やり方もよくわからないのにやらせて!っていうのが、本当に子どものようで。
凧ラッパーなシューも参戦し大変なことに。私は特に台所まわりは一人でやりたいタイプなので「ここは一人でやらせて」って思うベトに同情する。 - ついにダンボールハウスの中にお籠もりになったベト。チョッちゃんのみかんダンボールをかぶってる!
シューとモツ、起きてきた歌苗ちゃんにリストさんも加わり、豆の数から今何時の話が混ざり合い、落語の時そばじゃないけど数がわからなくなったベト。ま、こうなるよね。 - インスタントで十分おいしい、と食堂でコーヒータイムな歌苗ちゃん、モツ、シュー。このシーン、ほんわかして好き。
- 結局自分の部屋で60粒を数えたベト。いちいち大げさで笑う。コーヒーを淹れるのはとてつもないミッションなのだな。チョッちゃんが例のみかんダンボールを探しに来てる!
- 幾多の苦難を乗り越えてやっと淹れたコーヒー。極上の気分で飲んでいたのに、モツの「落ちてたよ、一粒」で全部おじゃんに。ベトは納得できないことにはこの反応なのね。
「うまいコーヒーが飲みたいわけではないのだ。飲みたいのはあくまで60粒なのだー!」もう論理がおかしいw - ベトさんは色々とこだわりが強い人のようです。散歩コースもこだわりがあるようだ。こんなことばっかしてるから意外と忙しいんだな。お花の先生には斜め22度の角度でお辞儀をするのがポイント。
マイベストポジション探し。銭湯の湯船でコーヒーを飲むなよ。彼の行き着いたポジションは公園にある錆びついたパンダの乗り物。ゆらゆらするヤツ。ファンシーな魔法瓶にコーヒーを入れてってる!
後半。何か起きたらしい公園に向かう皆さん。チョッちゃんはやっぱりダンボールをかぶったままボードに載せられて引っ張られてるし。さりげなくこういう絵をはさむから面白い。
- ベトさんてば子どもたちとトラブル。子どもがパンダに乗りたいのにどかない。到着した歌苗ちゃんにハンガーでビシビシ叩かれます。ここの歌苗ちゃん迫力ある。
わかったと言いつつ、どく気配のないベトさん。歌苗ちゃんたちが引きずりおろそうとしてもしがみついてるベトさん。うわー。
怒ってるのか呆れたのか、子どもたちの方からドッジボールで勝負する提案。歌苗ちゃんを始め、みんな子どもたちチームに入ることを表明。いちいちツッコむベトさんが面白い。
「え、バカなの?」とベトを指差してコソッと言うチョッちゃん最高っす。ほんとに、一番辛辣。 - 早速ボールをぶつけられて終了…と思いきや非常に諦めの悪いベトさんは何度ぶつけられても「もう一度だぁぁ」と粘る。スポ根で諦めないのではなく、相当な往生際の悪い人。Tシャツに裾まくりジーンズ姿がなんかダサいw
- いつしか夕方に。子どもたちも根負けしちゃったよ。というか、ずっとベトに付き合ってあげた子どもたちえらすぎる。倒れたまま笑っているベトを置いて、音羽館メンバーはゾロゾロ帰っていく…
- 翌朝?例の音羽館のシンボル的ト音記号の上にムジーク衣装で立つベト。清々しく満たされてる気分らしい。ここでムジーク発動。
「豊穣の夢~エリーゼのためにより~」 ベートーヴェン作の有名すぎる曲。ここで使うんすか!美しいソプラノの声の中、ベトが楽しそうにコーヒーを淹れ、魔法瓶に移し、例の公園へ向かう。ハッシーに自慢げにコーヒー入り魔法瓶を見せつけるとこがツボった。うん、実に楽しそうだ! - 最後。アバンと同じように「諸君…」と語りだすベト。なるほど、今度はドッジボールが大いに気に入ったようですね。ベトのことをおじさん呼びしてた子どもたちに向かって自分を「おにいさん」呼びするベトさん大人げない。もちろん、ベトが十分変人なのはバレてるので子どもたちは退散。通報されちゃうぜベトさん…
EDの例の美麗絵。ますの時もぴったりと思ったけど、エリーゼも素晴らしく合う。パンダに乗るベトさん込みで。
全体の感想
終盤に来ての、ベト祭り。こんなにギャグに振り切った話が来るとは。最高です!
ベトさんて、コーヒー1杯を淹れるのにこんなに苦労してるのね(涙)…とは思いませんけど(こだわりがすごすぎて)ここに来て、ベトさんの変人ぶりが突き抜けてて面白い。
私は全然知らなかったけど、コーヒー豆60粒にこだわるのって史実なんですねえ。私なんか、フィルターとか出すのめんどいからインスタントでいいやみたいな人なのである意味感心する。
最初にこの話を見た時は、特に後半のベトの頑なさと変人ぶりがかなり衝撃でした。でも史実も相当な変人のようで。
ひのまどかさんの作曲家の物語シリーズを少しずつ読み進めているんですけど、「ベートーヴェン 運命は扉をたたく」で書かれてるベートーヴェンが甚だ変わり者で。(もちろん、史実を下敷きにした物語ですけどね)
クラシカのベトと一緒にするわけではないけど、偏屈っぷりは伝わってきました。
そんなベトをハンガーでビシビシ叩ける歌苗ちゃんが好きです。
この回は「ます」の時のシューさん並みに、お当番のベトのセリフ、しかもかっこつけたセリフが多いのでCV杉田さんの声を満喫できますね。改めて、いいお声だ。
あと、ベトは正面からよりも斜め後ろから見た姿がかっこいいと思います。リッちゃん介抱時のトイレに連れてった後の姿、イイです。
今日の1枚(*^_^*)
公園でベトに味方か子どもたちに味方かのシーン。今までのシューさんだったら一もにもなく先輩チームに入りそうなのに、さすがのベトにドン引きしたのかコソッと子どもたちチームに。リストさんの後ろに隠れて、大の男がバツが悪そうにしててめんこい。
ラッパー姿は前回のみだと思ってたらまさかのこのままだったんですもんね。妄信的に先輩についていく過去とは変わったのかも。いつもそんなにシューのことを気にかけてないくせに、こんな時に味方されなくて「見えているぞシューベルト君。残念だ。非常に残念だ!」とプリプリしてる先輩も込みで面白いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。