クラシカロイド 第20話(2期)「ドボちゃんの憂鬱」感想
こんにちは。先週に続いて、憂鬱シリーズ?ドボちゃんはついに人になれるのか。ていうか、なぜカバなの?イケオジかっこよかったから人間にしてほしいけど、カバの姿も愛着あるしなあ…なんて思いながら見ました。
感想♪♪
- 早く人間になりたいドボちゃん。帰りたい回で出てきた車掌さん姿がドボちゃんの理想の姿らしい。わかる。かっこよすぎたもん。
- ドボちゃんの独白が続きますが、ジェンガのようなゲームをしているモツとシューが気になって集中できません!チョッちゃんが「シュ」「モ」と書かれた旗を持ってる。
- ドボちゃんは響吾さんの部屋に入ります。そうだ、響吾さんの部屋もあったんだわ。1期1話で出てきたよね。外から忍び込める忍者屋敷的な。ますます音羽館の間取りが気になります。そこでドボちゃんは「人になれる薬」と書かれた薬瓶を見つけます。
- ドボちゃんは庭で必死に瓶の蓋を開けようとしています。
手が滑って転がっていった先はモツの足元。あ、やばい、と思ったら、「一番マズイパターン!!!!!」と油絵チックな濃さで焦りまくるドボちゃん。わかってらっしゃる。ここ、すっごく笑いました。 - リビングに持っていって早速食べる音羽ロイドたち。見かけによらずおいしいらしい。シューさん、正座がかわいいね。
- あらら、全部食べちゃいました。急に苦しみだす皆さん。チャイコちゃんに拾い食いを疑われるレベル。いきなり邪悪な顔で大笑いしたかと思ったら、ミニキャラに変身してしまいました。これはかわいい。もちろん、このデザインも「クラシカロイドコンプリートブック(仮)」(←捏造)に載せてくれるんですよね?
- みんなびっくりですが、すぐに馴染んでボードに乗って遊ぶモツさん、ブレませんね。
瓶はよく見たら「ちっちゃい」という字が書かれていました。人を小さくしてしまう薬だったようです。 - バダとチャイコが妙にうれしそう。チャイコちゃんなんか邪悪な笑みを浮かべていますよ。普段はロイドの中で一番小さいから、こんな機会はきっと楽しいんだろうなあ。
- 小さいキャラのまま、街に出たロイドたち。早速、奏助と歌苗に出会います。この2人、一緒に下校していても自然すぎるのがすごい。
- 「アニメみたいな生き物」にビビる歌苗ちゃん。口調でロイドたちとわかりますが、ムジーク?と疑う奏助は変な出来事に慣れすぎです。ベトを小さい子扱いする奏助がやさしいお兄ちゃんぽくていいね。普段着より制服(特に冬服)が似合うよ、奏助。
- 女子学生に見つかって、かわいいー!っていじられます。この制服は中学?奏助の妹が着てたような。どうでもいいですがこの子たち半袖ですね。相変わらず季節感皆無なアニメだ。
- キャーキャー言われて、「まんざらでもない」ベトさん。
ハママツ市役所の人まで来て、イメージキャラクターに!と推されました。乗り気じゃなかったのに、ギャラが出るとわかった途端ノりました!そのギャラから家賃を天引きしたらどうですかね? - ハママツV(ファイブ)としてスタンプラリーやらイベントに出たりやらで大忙し。ファンの子がぬいぐるみや缶バッヂをつけてる。それほしいです!
- 「ハママツさんぽ」「ギョウナくんとゆかいななかまたち」「イメキャランド」などの雑誌に次々特集されてる。「段ボール日和」が気になる。
- ワー君が、アルケー社にドボちゃんを呼んだようです。刺し身やらオムライスやらステーキやらおいしそ。
ワー君が「知ってる?」って雑誌を見せてきました。ハママツV特集。なんか、リストさんのひらひらとかチョッちゃんの髪の花とかシューさんの派手な帽子とかパーツが増えていません?雑誌の1ページがチラリと映るだけなのに、モツに対してぐぬぬ…って顔したシューさんの写真とか、楽しすぎるんですが。 - ワー君はドボちゃんに、ハママツVが生まれたいきさつを訊きます。ドボちゃんのせい、って言われてしまうと、そうかもしれないけどそうじゃないよって言ってあげたい。責任責任って、ドボちゃんのような真面目な人は気にしちゃうよねえ。ワー君、的確に攻めるなあ。
響吾さんの部屋で「元にもどる薬」を発見するドボちゃん。
- 帰宅したミニキャラロイド。グッズ展開すごいね。奏助をマネージャー扱いしてジャーマネ!呼びして使いたい放題。不満を述べるものの、電話が来たらすっかりマネージャーになれるあたり、向いているかも。
- 今度はクラクラの二人を顎で使おうとしたのでぷりぷり怒ってますよ、チャイバダ。きっと最終回までに活躍してくれるよね、信じてる。
- ドボちゃんが「元にもどる薬」を持ってきたのに、逆に飲まされてしまいました。なんか不憫…
- みんなが部屋にはけた後、薬の効果が!
なんと、あの肖像画のドヴォルザークさんになっちゃったじゃないですか。色塗りのタッチも違う。立体感がなくてペラペラっぽい?そのせいで動きが怪しい。確かにいきなり現れたら、「変なおじさん」扱いはわかります。 - 必死でドヴォルザークだと言ってもみんなにわかってもらえない。パッド君がいれば肖像画を見せてわかってもらえたかもしれないのに、さっき奏助は出てっちゃったもんね…
- ドボちゃんは「(バダ曰く)さわやかダンディなおじさま」な車掌さんが理想だったのに、濃い肖像画になってしまったと。
あのカバだという証拠を見せろ、と言われて、本当にカバの真似をするドボちゃん。ムジークを見せるのかと思ったのに、カバの証拠をって言われたからってカバの真似をしなくてもw 真面目なドボちゃんも、やっぱり天然ボケが入ってる。
プギープギーって言っていますが、いつものカバ語のプギーではなくて、人間がカバの真似をしているプギー。伝わらない。てか怖がられている。変質者扱いでかわいそうだよ… - 道行く人にも怪しまれるので、アルケー社に来ました。ドボちゃんが、ワー君のことを「ワーグナー君」と呼ぶのが地味に好きです。真面目な感じが出てて。
- ワー君も悲鳴をあげて驚きます。必死の訴えでわかったようなのに、音羽ロイドがミニキャラのままと知れた途端、「つまみ出せ」ってひどいよーーー。アニメ絵世界に、濃い肖像画ってのが異質なのはわかるんだけどね。
- 「本日のメニュー 歌苗特製ナポリタン♡」かわいい。下宿のおかみさんぽいね。
いなくなったドボちゃんを心配する歌苗。変なおじさん騒動を聞いたけどドボちゃんとは結びつかないみたい。 - ミニキャラたちでギャラの配分の相談。ベトが「自分がリーダーでギャラの半分、残りの半分を4人で山分け」という不公平感満載の提案。往年のドリフの長さんか!先輩を認めつつ、ギャラについては文句を言うシューさんw
- ミニキャラちゃんたち、いきなり元に戻ってしまいました。食事中、椅子の上に立つのは止めましょうw
- あのミニキャラありきで成り立ってたハママツVだったので、慌てます。さっきドボちゃんに飲ませた薬を必死に探すロイドたち。冷めてるチャイコとバダがいいですね。
- 夜の公園。ドボちゃんがパンダの乗り物にまたがって途方に暮れています。あ、このパンダの乗り物…
あらら、警察の職務質問だね。歌苗ちゃんが通りかかりますが、「あの異様に濃いおじさんは!?」と怯えています。
ドボちゃんがここぞとばかりに歌苗にアピールしますが、アピールの仕方が怖すぎて、悲鳴をあげられてる…連行される時に「愛すべきコビトカバなのです…」って自分で言ってるドボちゃん… - 拘置所に入れられちゃった。もしあの姿だったら…と思いを馳せるドボちゃん。ここでムジーク「GOING SWEET HOME ~新世界から第2楽章より〜」切なくなる。
「カバとして過ごした日々も悪い事ばかりではなかった…」いい人すぎる。 - そんなことを夢見ていたら、いつの間にかカバに戻ったらしい。喜ぶドボちゃん。歌苗に無事引き取られました。 カバである事がこんなにありがたいなんて…認識してもらえないって辛いよね。
- 帰宅したら、今度は音羽ロイドたちが肖像画になっちゃってる!5人もいるからド迫力!!!リストさん、男の姿なのに能登さんの声でまるで違和感ないのがすごい。これでみんな、さっきの濃いおじさんがドヴォルザークだってわかった…かな?
- 予告。ショパンがなんかこじらせてる。「英雄ショパン」ていうタイトル的にあの有名曲がついにムジークですか?? 楽しみ♪
全体の感想
このブログの感想では、あまりマイナスなことは書かないようにしていました。たまに、んんん?と思うことはありますが、実際楽しいシーンのが多いし、それほど気にならないのですが…
ごめんなさい。今回はどうしても後半の流れが笑えませんでした。わかるんですよ、いきなりあんな濃い肖像画タッチで、動きも怪しくて不審がられるのは。肖像画タッチを怖がらせるのも、きっと、音楽室に飾られてる作曲家たちの肖像画って迫力があって何となく怖い…(怪談になったりするし)なんてところからきてるのかな?と思ったし。
でもドボちゃんは何も悪くない。「元にもどる薬」だって飲まされてしまった。最後に他のロイドたちも肖像画タッチになってしまって、歌苗に怖がられるっていうオチだから一応平等といえば平等なんですが、あの場面は明確にウケ狙いだってわかるからいいんです。
けどドボちゃんは先に濃いおじさんになってしまって不審がられるだけ。キモイって言われて警察に連行されてしまった。容姿を落として笑うの、ちょっと苦手なんです。音羽ロイド5人は今回ミニキャラでちやほやされてたのもあり、ドボちゃんとの対比が辛く思えてしまいました。認識されない、という点で1期21話のシューさんのようですが、誰かの存在を軽んじるのはやめてほしい。主役級のベトモツとその他ロイドの扱いに差があるのはいいんです。そのキャラが色々苦しむのもいい(ワー君のように)。でも誰かのことを笑い者にはしないで。そんなことを思いました。
それでも今回は歌苗ちゃんが、ドボちゃんがいないことを心配して捜索届を出そうとしていたところはホッとしました。
イヤなことばかり書いてすみません。でも感想にも書いた通り、すべてイヤだったわけではありません。むしろ前半はものすごく面白くて、素晴らしい出来だったと思います。「一番マズイパターン!!!!!」は本当に笑いましたよ。グッズや雑誌など細かいところまで作り込まれていて、そういうのを見るのが好きなのでそこは文句なしに楽しかったです。
今日の1枚(*^_^*)
ドボちゃんが拘置所で見た夢。バッハ様とワー君がいませんが、みんなでワイワイととても楽しそう。ワー君も皆が優しく迎えてくれる(というか、崇め奉ってくれる)妄想をしていましたが、ドボちゃんの妄想はもうちょっとほんわかしていていいですね。ベト・シューあたりはルックス的に大人ですが実際は子どもっぽいところがあるので、ドボちゃんのような、本当に大人なキャラが普通に音羽館にいたらいいと思う。ルックス的にも性格的にもドボちゃんはバッハ様とお似合いなんじゃない?二人して並んだら、きっと絵になる。モツのいたずらも程よく流せそうだしね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※画像は©BNP/NHK・NEPより引用しております。