すずらん部屋

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クラシカロイド 第7話(1期)「やまのおう」感想

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こんにちは。今回は1期7話の感想です。

予告で、UMAが出るようなことをほのめかしていましたが、その中でどう見てもモツが葉っぱの仮面のようなものをつけていたのですが。シリアス展開だった前回の流れは全く感じられない、そんなお話です。

調べてみましたら、UMAとはUnidentified Mysterious Animalというのですね。予告で言ってた言葉が気になったので。

子どもってUMAが好きですね。私事ですが、うちの子どもの学校でもUMA関連の本が大人気のようで、「未確認動物図鑑」というような本をよく学校の図書館で借りてきます。ビッグフットだとかチュパカブラだとか…わりとご当地ものもいますものね。

では、いつものようにツッコミを入れるスタイルの感想で。

感想♪♪

■シューさんと歌苗ちゃんが音羽館の前でお話をしているところからスタート。ベートーヴェン先輩を敬愛してやまない男 シューベルトです」という自己紹介はどうなの、シューさん。自分で敬愛してやまないとか言っちゃってるし!

あちこちガタがきててもベートーヴェン先輩がいるから天国!とか微妙に失礼なシューさんw

家賃の話をしたら「おやちん?」そりゃ、歌苗ちゃんもジト目で「あいつもか…」ってなりますよ!

 

■怪奇特集のテレビ番組。「入っちゃいけない山には入っちゃいけないんだよね!」ってテレビで怖い思いをした女子が言っていますが、本当にそうですよ。やはりこういうところには何か理由があるんだと思う。

■そのテレビを見ていたのはバダとチャイコでした。渋い部屋で見てるなー、と思ったら、きっと楽屋ですね。

■「恐怖!!ハママツ都市伝説」というテレビ番組では目が赤く光ってる「ハマゴン」という生物を特集していたようです。

「森の魔王だべ!」と叫ぶチャイコにビビってるバダちゃん。

■朝、山の中で眠っている誰か。ハマゴンらしいですが、どう見てもモツです。帽子に木の枝がささってる?何か夢を見ています。

母親とおならごっこ?幸せそうな夢です。

音羽館。静かです。シューによると、ベトは高みを目指して籠もっているらしい。うっとりと熱く語ってくれていますが、結局はシューもベトは何をしているかわかっていないっていう。

■モツのこともシューに訊いてみますが、あんな男のことは知らないとそっけない。「ちょうちょでも追いかけて川に落ちて流れたか、下劣な下ネタを口ずさみながらクルクル回ってるのでしょう」って、まだ屋敷に来てから日にちも経ってなさそうなのに、ずいぶんモツのことをわかっているのね、シューさん。なんだかんだ気にしてるでしょう?

■奏助が来て、昨日のテレビでやってたハマゴンはモツさんじゃ?パッド君に映した画像つきで伝えます。歌苗ちゃん、ジト目がさらに進行してるw

■学校でもハマゴンが話題に。正体を知ってるだけに気が気じゃない歌苗。

■奏助が、ハマゴンが誰かに捕獲されたら…の話をして、色々想像しちゃう歌苗ちゃん。

ワナに捕らえられて「歌苗〜!」と泣き叫ぶモツ。音羽館にマスコミが来て「一体ハマゴンとはどういうご関係なんですか!?」って問い詰められる。街を歩けば、「あのお嬢さん ハマゴンの…らしいわよ」「若いのに破廉恥ねえ」とヒソヒソされる。 ついには山に帰れ!と住民運動まで!

この歌苗ちゃんの想像が面白すぎて!!なんでハマゴンと知り合いだと、破廉恥なのw

■モツのことで困ったらまずは相棒?のベトに相談!と思ったのかな、歌苗はベトと話をしに来たのに、部屋のドアをノックしても、何だか謎の叫び声がするだけ。ベトも謎のお籠もりですねえ。見えた!とか消えた!とかヒッヒッフーとかわけわからんw 本当に変な住人ばかりだ。

■買い物帰りにハマゴンに襲われるシュー。餃子を奪われ、その上、追いかけられる。モツとシューさん、また鬼ごっこですか?4話でも追いかけられたのにね。

■その様子がすぐさま動画サイトにアップされ、驚いていたら、外で物音が!慌てて外に出れば、ハマゴンとシューさんで餃子の取り合い。家の外には野次馬も。歌苗は悲鳴をあげます。やばい、さっきの想像が現実に!ハマゴンが音羽館に入ってしまいます。

■ベトがまた謎の動き。部屋で腕を振りながら「なだらかな…張り詰めた…いや」などと本当に一体何をやっているの?w このシーンが妙におかしくて、何度も再生してしまう。ハマゴンはベトを踏んづけて外に逃げてしまいました。ママーン!と叫ぶハマゴン。

■歌苗はモツを迎えに行くことに。シューベルトは自分が先にヤツを捕まえる!と密かに張り切っていますが、どうやって?

4話で出てきたアンティークショップへ来てますが、さて。

■山に来てみれば「ハマゴン焼」や「ハマゴンすくい」「ハマゴンフランク」などのお店が出ていてお祭り状態。ノリがいいですね。

■チャイコとバダちゃんも来てる!チャイコちゃんは水鉄砲をかまえて「森の魔王はおらの獲物だ!」と大張り切り。バダちゃん、ついていけません。

■山の中を歩きながらモツを探す奏助と歌苗。歌苗「モツ〜!怒ってないから〜!」って、ホント、子どもに言ってるみたい。モツは手のかかる子どもっぽいところありますよね。

■山には色々罠が張りめぐらされていて、それにかかった人たちがたくさん。文句を言いながらも、その罠を回避すべく落とし穴をジャンプする奏助と歌苗、息ぴったりだわ。

■チャイコちゃんは森の王様・きのこをみつけてもう大はしゃぎできのこ狩り。チャイコはハマゴンを捕まえにきたのに、きのこに目がくらんだのかしら。6話までわりとシリアスめな印象だったチャイコがここでけっこう崩れました。

■歌苗ちゃん、ついにモツを見つけました。ママンしか言わないモツに、奏助が「ママーンママン」と謎のママン語で対抗してコミュニケーションを取ろうと頑張るも、「山から出ていけ」と普通にしゃべられて、そりゃ「しゃべれるならしゃべってよ!」って奏助も言いたくなるよね。

■近くに雷が落ちて、その落ちた方に向かうモツ。そこには倒れた子鹿が。

歌苗が気づいて「今までこの子のために…?」

■回想。モツが山に遊びに来た時に、死んだ母鹿と一緒にいる子鹿を見つけたようです。モツは帽子に枝をさして子鹿に近づき「ママンですよ〜」と鹿の真似をしていたわけね。子鹿ちゃんの面倒を見ていたんだ。

鹿の死に触れて、モツは母親が死んだ時のことが胸に迫ってきているよう。辛い場面ですね。

■「レクイエムを…」と押し殺したような声で口上を言ってムジークを発動させます。

ムジークは「炎のレクイエム」ボーカルの松岡ななせさんはアイカツ!でも歌唱担当していますね。今はアイカツスターズ!の方でもやっているはず。モツムジークの女性ボーカルはアイカツ!の歌唱担当から何人か出ていますね。

ムジークはどくろが出てきて青白い炎の世界。美しいけど、禍々しいような。

「我が奏でるは鎮魂の調べ!いざ 今こそ全てを吐き出して無垢なるただ一つの魂に戻る時!」

以前に出したムジークのアイネクライネの時とは全く雰囲気が違います。

■シューさんがさまよう鎧になってる!アンティークショップで何を買ってるんですか!

「今こそ積年の恨みを晴らさでおくべきか」って、これ、現モツへの恨みではないよねえ。どうしてシューさんはこういう恨み言が似合っちゃうの。

■どくろから放たれた青い炎をギリギリでブリッジ姿勢で避けるシューさん。「あっぶねえ〜〜!」ってww

■青い炎はあちこちに放たれて「山神の怒りだ」と大騒ぎに。遠く離れた音羽館にいるベトはモツの仕業だとわかったようです。

■気が触れたように笑って、どんどん盛り上げていくモツ。奏助も炎に捕まりますが、熱くはないようです。けど、懺悔したくなっちゃうようで、大口たたいてすんません、だと。チャイコちゃんの「テンションだけで行動しててすんません」シューさんの「生きててすいませ〜ん!」がもうなんといったらいいのやら。

■パワー全開なモツ。青い炎につかまりそうになった歌苗をかばって、ベトが炎を浴びたようですが普通に歩いています。ベト、助けに来てくれたのね。そしてモツにゲンコツで頭を一発!

ベトに、どうして平気なのか問うと、「俺に悔い改めるような事は一つもない!」

「あるだろ たくさん…」視聴者が入れたつっこみを歌苗ちゃんが代弁してくれました!!

■我に返ったモツ。死んだと思った子鹿は気絶していただけだったよう。「坊や〜!」と子鹿ちゃんを抱こうとしたのに、蹴られたモツかわいそうw でも嬉しそうです。

■事の顛末を聞いて「愛だわー!」のリストさん。いやいや、随分と大騒ぎになったからね!やっとハマゴンのことは落ち着いたというのに、今度はハマッシーですって。モツ、今度は何に扮しているの?

 

次回は女子会。今まで敵方って感じだったチャイコとバダのことがわかる?とにかくはっちゃけた回です。

 

炎のレクイエムの、青白い世界が印象に残る回でした。今までは周りを惑わす(いい意味でも)ために出しているように感じるムジークが多かったのですが、今回はモツが心に感じたままに戸惑いや怒り悲しさなどが一体となって出たムジークのように感じます。子鹿と、母に先立たれた自分が重なって、やりきれない思いが爆発したのかな。止めてくれたのがベトというのも、相棒感があって好きです。

個人的には、歌苗ちゃんの、ハマゴンの正体がばれた時の妄想がツボでした。あのメンバーとつきあっていると、大事になるってもうわかってるんですね。住民運動まで想像しちゃうあたりがおかしくて。

今日の1枚2枚(;^_^A

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冒頭の、シューさんが屋敷に住めるようになったことについてお礼を言うところ。この礼の仕方が似合ってて紳士的でかっこいい。すてき。 

やっぱりクラシカルなシューさんだから似合うわ、と思ってたけど、なんだか既視感がある。

なんだっけ?と思ったら、これだわ。

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1話で、モツが奏助に自己紹介するところ。シューとは手が逆なのはモツが左利き設定だからかな?(確か、刷毛や箸を左手で持ってたような)

モツは服装がラフなせいもあるのか、下ネタ大好き人間とばれてるせいなのか、エレガント!とは思わないんだけど、ちょっとキザでかわいく思える。

同じ礼でも、ずいぶんと違って、どちらも好きです(^.^)

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


1期(第1シリーズ)の感想


2期(第2シリーズ)の感想