すずらん部屋

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クラシカロイド 第8話(1期)「女子会の一日」感想

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こんにちは。今回は1期8話の感想です。
リストさんムジークの回ですが、実質クラクラの2人・チャイコフスキーバダジェフスカの紹介回だと思っています。キーワードは「ぶっちゃける」。

娘はこの回のクラシカロイドを初めて見て、また見たいと言ったことから視聴するようになったので、我が家的にはグッジョブな回です♪

感想♪♪

■屋内プール。いきなりテンションの高いリストさんが歌苗ちゃんをお買い物に引っぱり回しているところからスタート。買っているものはクラクラのグッズ?ライブの物販ですかね。リストさんがライブも女子会も全部奢ってくれるそうです。

■ぶっちゃけトークについてきてほしい、というリストさん。この回はリストさんが何回もぶっちゃけろと言いまくりますよ。

■奏助も来ていましたが、リストと歌苗の姿を見た途端隠れます。リストさんの「全部奢り」発言がちょっと羨ましそう。

■クラクラの二人がぐったりしています。どさ回り系の仕事が大変らしい。そう、今日はプールでライブのお仕事。

着ぐるみに入ってステージに立ったり、飲食店の1日店長をやって餃子を焼いたり、すっごく頑張っている!バダちゃんは、みんなの心に届いているのか不安そう。

音羽館のメンバーが基本的にニートがほとんどなので、年若い二人が頑張っている姿が健気に思える。バッハ様、仕事を選んであげて!

■歌苗とリストはライブに参加。楽しんだようです。もちろん奏助も大歓声をあげていました。

■カフェでパフェを食べているリストと歌苗。これが女子会なのねーってテンションが高いリストさん。チャイコとバダがリストに呼び出されたらしく、メガネで変装をして現れました。ここからが女子会本番♪

 

■まずはデザートビュッフェ。うんうん、女子会って感じ♪ですが雰囲気はちょっと険悪。勝手に事務所を飛び出したのはリストなのに、女子会をやるからとメールで呼び出してきたのがクラクラの2人は気に入らないらしい。

■お次はエステ?マッサージ?リストさんは彼氏は?と話を振るけれど、二人ともそっけない。ていうか彼氏を作る暇なんかないらしい。女子が集まれば恋のお話?ということなんでしょうけど、全然盛り上がらないので怒っているリストさん。オロオロする歌苗ちゃん。

■ボウリング。チャイコとバダがそっけないので、今度は歌苗に「ぶっちゃけなさい」と話を振ります。リストさん的には、心の奥にあるドロドロしたものをぶっちゃけるのが女子会らしい。よくわからないけど、何かわかるような気もする不思議な感じ。

■バッティングセンター。チャイコとバダが本気を出して打ちまくっている…。チャイコちゃんは左打ち?リストさんは昔の恋話をしていますが、チョッちゃんの彼女を「すっごい男関係派手で変わった女なわけ」とそんなことを言っちゃっていいの?ってことをサラリと。しかもリストもつきあってたの?この話をしているリストさんが、とても楽しそうで、全力で女子会を満喫しようとしているんだろうなあ。

■先程から奏助があちこちで隠れながら話を聞いています。

■次はショッピング。歌苗ちゃんの水着を選ぶことに。

ノリの悪いチャイコとバダに不満げなリストさん。確かに、先日のキングが来たことなどがチャイコちゃんたちの仕業だとは歌苗は思っていないでしょうね。ま、要は気まずいんだよね。

リストさんは、チャイコちゃんたちが無理してたことを見抜いて、またぶっちゃけろ攻撃!

自分に言われたかと思って、焦って試着室から出てきた歌苗。2回ダメ出しされた水着も、今度はOK。オレンジ色基調のフリルのついたセパレート水着。かわいい。アイネクライネの時もオレンジ色基調のドレスを着ていたけど、歌苗ちゃんはオレンジ色が似合う。

■カラオケ。さー、来ました。ここからどんどん盛り上がるわよ!

チャイコとバダがロシア民謡の「一週間」の替え歌で、ブラックなアイドル仕事事情を歌います。塩対応してたのか、クラクラ。歌苗ちゃんも、触発されてブラックな大家事情?を歌います。拳まで振り上げて、相当なストレスなのね(涙)。リストさんも、ついにぶっちゃけな雰囲気になったことに大喜び。

■次はお風呂。日帰り温泉か何か?カラオケの余韻が残ってるのか、大盛り上がりです。共通の知り合いの、それも男性に対しての、こういう噂話は楽しいよね、わかる!ショパンなんか一人で…って言うのがすごーく気になるよ。

■船を貸し切りでナイトクルーズ。まあ、贅沢。あのお方(バッハ様)はこんなのも経費で落としても気づかないわけ?うらやましすぎ。

■(バッハと)つきあっちゃえば?と言われたクラクラの二人は固まってます。はじめは見逃してたのですが、バッハに好意があるチャイコはともかく、バダちゃんまで顔を赤くして「ありえない」ってムキになって否定してるんですよね。気になる。チャイコちゃんは今までの行動言動から見て、バッハ様大好きなのは伝わってきます。

■チャイコはリストが大人設定だからお酒が飲めて、自分が10代の設定だからってジンジャエールなのが納得できない様子。うん、この年齢設定はどういうことなんだろうね?同じロイドでも、バッハ様とは親子ほど年齢が違うように見える。

あくまで、私の感じ方ですが…

バッハ様(アラフォー)→リスト(30代前半)→ベト(30歳くらい)→シュー(20代後半)→ショパン・モツ(20代前半)→チャイコとバダ(15くらい)

■おっと脱線しました。興奮したチャイコをなだめるバダちゃんに「るっせえ!この一発屋!」と禁句を!

怒ったバダちゃんが、解散してやる〜!と叫びます。今後、たびたび解散芸が出てきます。

■奏助は、パッド君からの説明を聞いて、バダジェフスカチャイコフスキークラシカロイド?とびっくり。 

普通のヒゲオヤジに戻りてえもん!と言いながら拳を振り上げてがに股でじたばたするチャイコがかわいいんですが。

この回の脚本はこぐれ京さん。3話もこぐれさんでしたね。この方の脚本は、わりと登場人物がグダグダしだして文句を言い合いするシーンが出てくるのですが、不思議と険悪な感じはしないんですよね。グダグダっぷりが面白いというか。

■携帯が鳴ります。着信音は「主よ人の望みの喜びよ」ですね。やーん、バッハ様の曲を着メロにするとは。二人とも、あのお方、あのお方ってかなり恐れていますねえ。

■電話に出ると、怒気を含んだ声で「レンテッツァ!」と言われます。チャイコちゃんが泣いて謝り出してしまって、訳してくれないので調べてみると、「遅い」という音楽用語でした。次に言ったストレッタは、緊迫感を高めて、とありましたが、怒ってるってことを伝えてるのかしら。とにかく、そりゃもうポロポロ泣いて謝って、何だか相当支配されちゃってる感じ。

■ウェイターに化けてた奏助が電話を取り上げて、抗議した!リポータメンテは、静かに、ですか。マネージャーだと思ってガーガー言いましたが、相手がバッハだと知って、青ざめる奏助。奏助って、自意識過剰で人のおこぼれに預かろうとしたりしてしょーもないところが多いけど、根はごくまともなんだよなあ。言ってることは、その通りって感じだったし。

■ビビリながらもバッハに一言言おうとしている姿を見たリストは、その姿に心を打たれたのか(?)ムジーク発動!

■ムジークは「Fool Love Rhapsody ~ハンガリー狂詩曲より~」 「愛の矢の夢」もそうでしたが、こちらも盛り上がりがすごいです。

■なぜか、みんなさなぎになっちゃってる!奏助はムジークに力をもらったのか、バッハにはっきり言いたいことを言った!するとちょうちょに!

■ここからぶっちゃけ大会。歌苗ちゃんは年上派なんですか。誰が本命なのか、聞きたいところ。

■奏助・歌苗・バダ・チャイコ、全員2周、言いたいことを言った!花も咲きまくりです。チャイコちゃんは告白になっちゃってる!

 

■ムジーク後、ちょっと後悔してるチャイコちゃんを優しく慰めるバダちゃん。この2人、何かと喧嘩するけど、いいコンビだよね。

■奏助に、(棒読みで)いつも応援ありがと〜を言うチャイコちゃんに、握手するバダ。このノリがいいのよ、クラクラは。

■リストさんは女子会が何かを自分なりに理解したようです。本当の気持ちを言えるって、いいね。館の男子たちに餃子をお土産にするところ、今回、出番の少ない男子たちのことも気にかけてるようでうれしかった。

 

非常に楽しい回でした。ちょこちょこ出番はあったものの、謎キャラだったチャイコとバダが主役?とも思えました。

まず、バダジェフスカクラシカロイドの8人の中で、唯一名前の知らない方でした。史実も女性の、珍しいタイプ。「乙女の祈り」は超メジャー曲ですよね。昔、電話の保留音といったら、エリーゼのために、か、乙女の祈り、ってくらいよく受話器の向こうから聞こえていました。

クラシカロイドのバダちゃんは黒髪パッツンの美少女。わりと落ち着いてるキャラだけどけっこう毒舌で、ノリもよくて前向き。頑張り屋さん。バダちゃんはバッハ様のことが実は好きなの??

そしてチャイコフスキー。この、チャイコというキャラ、キャラとしての立ち方が素晴らしいと思います。リストと同じく、女性となってるパターン。しかも、本人はちょっとアイドルを無理してやってる?

まずね、顔。超絶美少女なわけですが、史実の「このヒゲ~?」なチャイコフスキーの面影がどことなくある。ロシア系美少女といえば、あまり表情を変えずクールな印象なのですが、チャイコは違う。めっちゃコロコロ表情は変わるし、動きも大きい。ロリータファッションがすごく似合うのに、本人はすぐにハゲづらやつけひげして、腹巻をつけたオヤジになりたがる。

そして、声優は遠藤綾さん。色々なところで名前をお見かけしますが、やはり「妖怪ウォッチ」のコマさんや「ひみつのここたま」のレンジが印象的。どちらも方言が出るキャラなので(レンジは江戸っ子っぽいべらんめえ口調というか)、チャイコの東北弁ぽいしゃべりがズバリ決まってる。特にコマさんとはよく似てるので、そろそろチャイコがもんげーとか言い出すのではとドキドキしますw

てなわけで、あのルックスで一人称が「おら」で、なまってるんですよ。で、音楽はチャイコフスキーなわけですよ。バレエ音楽が好きです。

この回は、最初っから飛ばし気味なリストさんから始まり、勢いがすごい。あのバッハ様に向かって、言いたい放題ぶっちゃけちゃうところもすごい。ぶっちゃけたみんなを見て、こちらまですっきりするのはなぜなのでしょう。やはりね、言いたいことを言えるって大切なことですよ。そう考えると、リストさんがぶっちゃけろ攻撃をしていたのも、歌苗やクラクラのためにもよかったのだと思います。楽しい回でした。

今日の1枚(*^_^*)

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カラオケのシーン。このカラオケが全てを持っていった、と言っても過言ではないくらい本当に面白かった。

ロシア民謡の「一週間」は、意味がよくわからない歌ですよね。月曜日に糸を買ってきたのに、結局糸巻きはしない歌。テュリャテュリャテュリャテュリャテュリャテュリャリャ~♪もよくわからない。ここをつらつらつら~♪としたのはうまいわ。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

※画像は©BNP/NHK・NEPより引用しております。

 

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