クラシカロイド 第3話(1期)「チョッちゃんとリッちゃん」感想
こんにちは。今回は1期3話の感想です。
ショパンとリスト登場回。とにかく後半の2人のムジークの勢いが全て。これはこういうこと?などと考えていると置いていかれる。勢いに乗って見るべし、という印象の回です。
感想♪♪
■下校時に海月から先日のムジークのことを訊かれる歌苗。催眠術ってごまかすには無理があるぞw
■奏助が音羽館の占拠してる部屋で誰かとチャットしています。人前で弾くの苦行、ってえらく大きく出たな。ところでこの部屋に置いてあるものは全部奏助の私物なんですかね?
■部屋でギョーザーを焼くベト。LPガスボンベがあるのもすごいが消火器が転がってるのもすごい。モツは空き部屋でスーパーボール跳ばして遊んでるし。
■さて、リストさんの登場です。ベトモツを探しに来たようですが歌苗ちゃんは入居希望の人かと勘違いしてニッコニコで話します。
■いきなり「ああ〜っ」とか、ちょっとまずい声をあげるのでびっくりしますよ、リストさん。
リストの声優は能登麻美子さん。プリキュアの映画で出てきたキュアエコーやアイカツのいちごママ(りんごさん)の声をしてらしたので馴染みはあるんですが、おっとりして優しい感じの声しか知らなかったので、リストさんのような色気もドスの利いたところもある声はとても新鮮でした。声優さんてすごい。
馴染みすぎててすっかり忘れていましたが、リストさんは史実は男性です。なぜか女性でロイドになってしまったのね。どうして女性なのかは話の中では結局わかっていないような。
■通販の荷物(mamadonてw)が届くものの空き部屋宛て。203号室に行ってみると物音が。危ないなあ。歌苗ちゃんが学校に行っている間、絶対鍵もかけずにいたよね。
■部屋に入ると、ダンボールで目張りされていて真っ暗。いくら引きこもりだからって部屋まで暗くしなくても…
■クローゼットに隠れた人にチョッちゃんと優しく語りかけるリッちゃん。この呼び名、かわいくて好きです。「リッちゃんが来たからもう平気でしょ?」という言い方が本当にお姉さんぽい。
チョッちゃんというのは、CHOPINという綴りからきているんでしょうか。確かにチョピンだよね。日本語読みすると。ショパンとチョピン、印象が違いすぎる。
■ベトとモツが203に住む何かについて「ギョーザーの妖精ギョザリー」「おばけのドンちゃん」と談義。二人とも呑気すぎる。
■ベトモツを発見したリストさんは、縄跳びをヌンチャクにして彼らを捕らえようとします。チョッちゃんからヘルプされた奏助が超ドヤ顔でやってきたよ!
■奏助がチョッちゃんの事情を話すところがウザさMAXで最高です。この、上ずった喋り方はさすがです!
■チョッちゃんが「クライングダークエンジェル?」と奏助に訊きます。なんのこっちゃと思ったけど、これ奏助のハンドルネームなわけね。キャラが合わなすぎる。
■なぜか餃子オフに。気になってクローゼットをちょっと開けたところをついに捕らえられます。中にはみかんのダンボールをかぶって震える男性が。すごい絵面だ。
■歌苗が部屋を使用された以上、家賃などもらわないと割に合わない!との言葉にぞくぞくしちゃったリストさん。変なスイッチが入ったぞ。
■ベトモツにようこそ!って言われ手を掴まれて「よく知らない人無理ー!」でムジーク発動するチョッちゃん。無理ーの言い方が好き。
■さー来ました。ショパンのムジーク発動。口上は「ヴ ニツォシチ トゥフォジェン ムジケン」ベトたちと響きが違うと思ったら、ポーランド語だとか。紫色のリボンくるくるだけど、くるくるというより組紐がきっちり組まれたような規則正しい感じで丸くなっています。
■ショパンのムジーク衣装は紫色を基調とした燕尾服。王子様っぽい。
■ムジークは「4.A.M. Nocturne」有名なショパンのノクターン。知っていたショパンの曲で一番好きな曲。アレンジされたものを街中で耳にする機会もわりと多い。
プロデューサーはEHAMICさん。ボカロ使用なんですね。ボカロそのものをよく理解していなかったので、あとで知って驚きました。歌詞の置き方がいいですよね。「この孤独さえも 飲み込まれていく強大な~」のところが特に好きです。
■リストさんが「チョッちゃんのムジーク?まさか思い出したの?」と言っていましたが、ということは、これがショパンが初めて出すムジークということなんですね。
■クローゼットがぐんぐん伸びていく?伸びるクローゼットに食らいつく歌苗ちゃん。肝が座ってるとこありますよね。そんな彼女を見てリストさんも「思い出した…これも一つの愛よ」とこちらもムジークを発動させます。口上は「ムジーク イスト リーヴェ リーヴェ イスト ムジーク」
■リストさんは葉っぱが飛び交う中、新緑って感じの緑色のリボンくるくるの中で変身。リッちゃんの衣装が白いパンツに緑色のジャケットで、胸バーンw スラリとしたパンツ姿がどことなくヅカっぽい。
■ムジークは「愛の矢の夢」。原曲はけっこう静かな感じですけど、さすが浅倉大介氏です。ハイテンションでずーっと全力疾走しているような仕上がりです。脳内麻薬出てる。「愛よ、愛なのよ」ととにかく愛を推す。そう、リッちゃんといえば愛です。
■ジャックと豆の木の蔓みたいなものがぐんぐん伸びていく。パッド君の解説でベトはリストのことを「あのピアノの少年」と思い出したようです。ロイドたち、過去のことをけっこう覚えているものなのね。そして男だったという事実に驚愕の奏助。
■歌苗の前にマッチョな天使が現れて、蔓の方に投げられます。このあたりからカオスさに拍車がかかってくる。もうわけわからないです(褒めています)。
■球型ダンボールに入っているチョッちゃんを見つける歌苗。この見つめ合うシーンいいですね。マッチョ天使に射られて、お目々キラッキラに。外見だけでなく、愛にあふれてしまう効果があるようです。
■愛にあふれて抱き合う二人を見た時の、奏助「あっ」(頬染め)・ベト「むっ」(顔しかめ)・モツ「何それ!」(不満顔)と三者三様の反応が面白い。皆さん穏やかじゃないねえ。まあ彼らも射抜かれてしまうけどね。
■翌朝、入居申し込みをしてきたリストさん。ちゃんと家賃もあるよ!歌苗ちゃん、本当に幸せそうで、逆に不憫になってくる。
■チョッちゃんはペット扱い?とにかく彼も一緒に住むことになりました。この段階ではチョッちゃんの家賃はリストさん持ちということかな?
女になっているリストがうらやましいモツ。本当に、どうやって性別を決めているんでしょうね?
■バッハのところに、保証人確認の電話がw
音羽館は吸引力があるようです。最後に忘れ去られていたシューベルトがどこかの砂浜を歩いているところで終わり。ああ、本当に最初っからかわいそすぎる、シューさん。
次回はシューベルト登場回。3回出なかった分、取り戻すかのように出番の多い回です。
とにかくムジークが2曲いっぺんに披露されたのもあり、いい意味で頭が展開についていけない回でした。クラシカロイドという単語も出てきて、少しずつ前に進んでいるのがわかります。ぞくぞくと音羽館にロイドたちが集まってきて、さらに盛り上がりそう♪というワクワクが持てる回でした。
今日の1枚(*^_^*)
なんといっても、リストさんの感極まった声と表情がやばすぎる件。能登さんの本気を見ました。「ああ〜っ」とか「ぞくぞくするぅ〜」とか、官能的なドキリとするものをとにかく夕方のEテレで流していいのかこれ。応援してます、ぜひもっとやってください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。