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クラシカロイド 第16話(1期)「働け!ベト モツ」感想

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こんにちは。今回は1期16話の感想です。
何となくごまかされていたけど、要はニート状態だったベトとモツ。バッハの元からわけわからないまま逃げてきちゃったから仕方ない面もありますが、それでも音羽館の財政的にはまずいのよ。バイト回ではありますが、意外と彼らの優しさも見える回です。

感想♪♪

  • 歌苗ちゃんがベトとモツに請求書をつきつけるところからスタート。30万円。何ヶ月分なんだろう。シェアハウス形式とはいえ、食事もついてるし、それなりに家賃はかかってるのかな。
    歌苗ちゃんはお風呂のリフォームをしたいらしい。「広々とした湯船にマーレオポン!」なんて言ってみたりしちゃったもんだから、ベトもモツもすっかりマーレオポンという言葉が頭に住みつきました。
    「また逃げられた〜!」のところ、テンポが良い。
  • というわけで、マーレオポンのために働いてみようかとやっと始動しはじめた二人。もう16話ですよ?
    最初はアルケー社へ。音楽で稼ぐのが一番とわかっているところは、けっこう意外です。とは言え、二人ともそれなりに態度はでかいのでミツルさんにうまく追い払われる。ミツルさんの「どの面下げて言うんすか」がいいね!
  • 紹介された「ハヤマ音楽教室」 おお、ピアノの先生!いいじゃんいいじゃん!と思ったけど、ここもやんわり断られる。おーっぱい!って弾いたり、調律師を呼べ!とかの大騒ぎを見て、「人間性がちょっと」の面があっさりハヤマの先生に伝わってしまったのね。
    実際、ベートーヴェンモーツァルトも弟子はいましたよね。でも弟子に教えるのと音楽教室で生徒を受け持つのは全然違いそう。
  • 街中で人間性についてブツブツ言ってると、奏助が通りかかります。なぜかマーレオポンがツボに入って大ウケの奏助。とにかくこの回のキーワードはマーレオポン
  • バイトをしたい会社に電話しようとコンビニで電話を貸してと言ったら、無理だそうです。そうねえ、昔ならお店でも10円払えば貸してくれただろうけど、現代のコンビニは無理だろうねえ。日給3万円のバイトは女性限定でだめでした。
    コンビニの店長さんが、うちで働く?と誘ってくれました。いい人!
  • まさかベトとモツがコンビニの制服を着て働くとは…コンビニバイトはしたことないですが、ものすごく大変じゃないですか?コンビニってすごく便利で何でもできるんですけど、今ってサービスが多すぎて覚えるの大変そう。コンビニコーヒーにも力を入れてるし…と言いつつ、通販は基本的にコンビニ受け取りにしてますが…
    モツがやってたような、ドリンクの冷蔵庫の裏でゴソゴソ手が動いてるのを実際に見たことがありますが、面白く思ったのを思い出しました。
    そしてフライヤーでフライを揚げるの楽しそう。からあげは二度揚げするとカリッとしておいしいって言うよね。ベトさん、きっと合ってるよ!まあ、ギャル子ちゃんに正座説教されちゃうわけですが。
  • バイトは日払いじゃなくて、思ってた金額ではなかったようで終了。真面目にここで働けば、1ヶ月経てばいくらかもらえて30万のうち少しは返せたのにねえ。歌苗ちゃんはそれくらいは待ってくれると思うよ。それができないところがベトとモツなんですがw
  • ここから色々な職を転々。ホスト、似合いすぎ。モツのチャラそうな感じ、ベトのかっこつけた感じが最高。
  • 最終的にヤのつく人になってる!よくこういうシーンで爪を磨くのを見かけるんですがなぜなんですかね。ゲースゲスゲスゲスゲス!「無自以苦」って額が!あっ、こんなところでムジーク発動してるし!
    初心(マーレオポン)を思い出して事務所を立ち去ります。パトカーが来てるんだけど…

  • 後半。落ち着いた声で「遠くへ」なんてしみじみ言うショパンに何事かと思ったら、自撮り棒で撮影しながらテンション高く実況してる。どうしたんだ。フリーダ〜ム!フォー!フォッフォー!
    チョピンTVって何それ。奏助もけっこう引いてるよ。サムネイルのタイトルがすっごい気になるよ。
    「解き放たれた俺は 出立編・逃亡編・覚醒編」「バケモノ屋敷は今 Part1・2」 一体何をしゃべったんだ。

  • リストさんが解説してくれますが、チョッちゃんは年に何度か出て行ったきり戻ってこない外籠もりの時期があるのだとか。そんな、インコには羽の生え変わりの時期があるのよ、みたいな口調でw
    部屋の隅で暗くため息をつくシューさん。そうか、先輩たちはどのくらい帰っていないのかなあ。マーレオポンにやたら食いつくリストさん。どこからか大きな石を運んできて、石像作りを始めたし。
  • 一方ショパンは「カテキン混声合唱だぜ」なんてノリノリ。 音羽館のみんなのことをディスりますが、「精神的にも物理的にも距離が近すぎるお化粧オバケ」「ロン毛下ネタKY男」が特にズバリ言い当てすぎ。
    てなところで、すっかり現地のじいさんばあさんと化したベトとモツに話しかけられ驚愕のチョッちゃん。あんなにノリノリでディスってたのに、本人にばったり会った途端「ごめんなさいごめんなさい」のチョッちゃんが愛しい。
  • ベトとモツはすっかりベン蔵とアル吉になってしまっててショパンのことを思い出さないし。あの茶畑のゆったりした環境が二人をこんな穏やかに…お茶すげー。
    その後話すうちに思い出したようですが、ベトとモツのこれまでの経緯が話盛ってて面白い。ウエスタンロイドっぽいのもあったし。ベトとモツが雨の中殴り合い…抱き合って涙を流して友情モノとか、よくわからん方向へ。金ピカのバッハ様は、2期24話のアレによく似てる。「まーっちゃ↑」ってかわいい。とにかく茶摘みの仕事が気に入ってしまったのね、ベトモツ。
  • 音羽館。ハッシーがソファでくつろいでるの珍しいね。歌苗ちゃんに問い詰められるも、完全にすっとぼけるショパンさん。なかなかやるねー。
  • ベトとモツがお世話になってるお家で、茶の新芽の育ちが悪い…と嘆くじいさんばあさんの会話を聞いてしまって、神妙な面持ちのベトモツ。こういうことを気にする辺りは根は優しいんだよね。
    夜の茶畑でベトがムジークを奏でます。曲はもちろん「情熱について語るべき2、3の真実~田園より~」
    まさに田園!このシーンかっこいいねえ。対人でムジークをやってたイメージがあったので対自然というのは新鮮でした。
  • まーっちゃパラダイスを守って生きていこうと思ってたのに、期間限定のバイトだったのね。新茶持ってけって包みを持たせてたけど、あんなにたくさん? そういえば「ちびまる子ちゃん」で、「どこの家でも親戚などから新茶をもらうことが多い」っていうの、あったなあ。
  • てなわけで帰宅した二人。歌苗に言われてマーはマーレオポンだったことを思い出す。
    リストさん、作り直したマーレオポンの石像が完成…なんですがモザイクかかってる!おぉ、大胆な表現っすね。奏助も赤くなってるし、ちょっと際どいことを歌苗ちゃんに言わせてるし、NHK大丈夫か。娘が「どんな形だったの」と聞いてきて、カーチャン困りましたぜ。「違うよ」ってチョッちゃんも言ってるし。
  • 最後。ギャル子ちゃんに慰められてるシューさん。大泣きしてるし。おじさん大人じゃん?
全体の感想

場面展開が多く、とにかく忙しい感じの回なのに、まーっちゃパラダイスでは落ち着いた感があってバランスがいいですね。コスプレも楽しいです。
2期19話を見てからだと、シューさんは、ベトとモツが二人で姿を消したのにもきっと心を痛めたのかも、なんて余計な想像をしてしまいますが、なんだかんだ言ってもやっぱりベトとモツはちょうどいい距離感で仲がいいなあと思います。相手にかまわず、自分のやりたいようにするからね、そういうところが合うのかな、なんて。
断られてしまいましたが、ハヤマ音楽教室でピアノを生徒に教えるところもちょっと見てみたかったです。
ベトは厳しいけど本格的に教えてくれそうだし、モツは特に女の子には楽しく教えつつ、的確にやってくれそう。
他のメンバーも、外籠もりウォーカーや、マーレオポンでうまく引っ張ってくれました。最近、時事的によくニュースでシンガポールにある本家のマーライオンがテレビで映るのですが、娘が見るたびに「マーレオポン?」と言っています(^▽^;)

今日の1枚(*^_^*)

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1枚というより、このシーン全体なんですが、チョッちゃんの外籠もりウォーカーでめっちゃテンションが高いところ。
特に、「そしてスリーサン!スリーサンっていうのはサンサンと輝く太陽!すなわちサンサンサ〜ン!たはっ!」のところ。たはっのポーズと言い方がしびれます。
何でしょう、普段部屋に籠もっているからか、急にはじけるんですかね?チョッちゃんネット弁慶っぽいところ、好きです。最近、特に鳥海さんの声に魅せられています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※画像は©BNP/NHK・NEPより引用しております。

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