クラシカロイド 第14話(1期)「解散するクラクラ、デビューする歌苗」感想
こんにちは。今回は1期14話の感想です。
今までわりと控えめにしていたバダちゃんがついにムジークを出すお話。デビューする歌苗とは?
ロイドたちが四方八方から手を出す感じがとても楽しい回です。
感想♪♪
- 音羽館に奏助の悲鳴が響き渡ります。「クラクラ大ゲンカ ブチギレ解散…か?」というネット記事に絶望する奏助。モツが「そろそろ公式発表くるんじゃない?」ってすっかり現代っ子ね。
ワーワー言い合いをしていたら、拡声器を持ったチャイコちゃんが現れます。
「解散いたしましただぁ〜!!」
- チャイコちゃんは解散の挨拶練習をしていたらしい。リストに泣きつきながらの話によると、チャイコちゃんのソロが削られたと。
「バダのやつ!一発屋のくせに!華もなければ芸もねえし おらがいなけりゃ全くもたねえくせにぃ〜!」 確かにバダちゃんを何度も一発屋呼ばわりしていたけど、チャイコがバダをこのように思ってたとは知らなんだ。 - 歌苗ちゃんは、それは戦略で、バッハさんの言動には深い意味があるのではと、第三者的な意見を。12話でバッハと色々話したものね。
チャイコちゃん、歌苗ちゃんに噛み付く噛み付くw こういう意見を言われると「わかってるよーそんなこと!」って思うチャイコちゃんの気持ちはわかる。
日本語通訳もたいして意味がなかったと言われ、傷心なチャイコ。 蹴りを入れられてもちゃんとチャイコの夕食を考える歌苗ちゃんはえらい。ゴルバチョ…って40過ぎた人しかわからないんじゃあ…
歌苗ちゃんは名刺を頼りにメールしてみたらアルケー社に呼び出され、しかもバダちゃんが応接室に来たよ。
バダちゃんノリノリです。大昔の因縁て何ですか。- アイドルにならないか誘われてしまった歌苗さん。そりゃびっくり。音羽館でもその話で盛り上がります。チャイコは、もうどうでもいい、って何も考えたくない様子。奏助はアイドルやれって歌苗にメール。ベトも奏助経由で歌苗にメッセージ。チョッちゃんは自分のスマホで直接歌苗にメッセージを送っているみたい。まとめサイトって。チョッちゃんと歌苗はメール(LINE的なもの?)でつながりはあるようですね。それもそれで楽しい。
みんな賛成のメールに驚く歌苗ちゃん。だってロイドたちは面白いこと大好きだもんね。当たれば大きいと言われ、黄金ザクザク、ハッシー型の金の像とか、どういう趣味だ。一発という言葉に過剰反応のバダちゃんw
音羽館では「かなえ アイドルプロモーション戦略会議」とか勝手に開いてる…
シューさん、なぜそんなに各地のライブ会場を知ってるんすか。
リストさんは水着になってるし、ベトは語尾を何とかさせようとか、もう意味不明。 歌苗ちゃんはアイドルレッスン頑張っています。バッハ様、いくら歌苗ちゃんのことを知りたいからって、アイドルは無茶ぶりすぎるよー。
皆からのメールがひどい。ベトの「ナウ、ウナ!!」に笑う。ご当地グルメ情報はシューさんなの?あのコメントみたいなのはシューが書いてるの?歌苗ちゃんが帰ってこないので、音羽館がゴミ袋であふれています。
はげヅラやつけひげつけたチャイコちゃんは、もうグダグダ。お酒がもらえないとわかったら、作ることに。ウォッカの原料を育てるところから!野良仕事似合う!けど違法でした。こういうところをわざわざ見せるのが好き。- 事務所からチョッちゃんのスマホにメールが。歌苗のレッスン動画。動きがぎくしゃく、表情が硬い、じゃなくて怖い。みんなため息。モツはあんまり気にしてないけど。
リストがずっと「顔! 顔~! 顔…」と言っているのが面白い。 - チャイコ「アイドルも甘くねえべ」いや、本当にそう思います。特に自分がダンスや歌を覚えるのが苦手なのもあり、アイドルの人たちってどんだけ大変なんだろうと思いますよ。振り付け違うダンスをたくさん覚えて、歌も覚えてライブもやって、ドラマやバラエティにも出てたりするでしょ?すごいよ。
- ハママツレコードで期待の新人登場という記事。少なからずチャイコはショックを受けます。
- バダちゃんの部屋。マンションの一室のようです。…とするとリストやショパンは最初はここに住んでいたのだろうか。アルケー社社員寮的な。
- バダ「チャイコといる時はね いつも私は月だった チャイコは太陽で 輝くのはいつもチャイコ」
そんな風に思っていたのかバダちゃん…布団の中でこっそりサインの練習をする歌苗は、やはりクラシカロイドの住人。 - 一方、某動画サイト。[閲覧注意]チャイコの代役がひどすぎる[バダ絶望]ってタイトルが!!こんなのあったら、絶対クリックしちゃうよ!ギレドルってコメントが流れてるし!
♬「燃料投下 完了」の歌い方が癖になるよ、チョッちゃん。
- 歌苗ちゃん、アイドル衣装かわいいよ!
私の中で歌苗ちゃんのイメージはスポーツ美少女なんだよね。水泳をやっている女性の首から肩にかけてのラインがすごく好きなので、そういうイメージで見てます。
緊張する歌苗に「お客さんはみんな私(バダ)の事を見てるって思えばいいの」ってなかなかすごいことを伝えるバダちゃん。自分のことは知られてないし、とちょっと安心した歌苗なのに、聞こえてくる会場の声は「カナナー!」「叱ってー」「ブチギレてー」大体はショパンのせい。ロイドたちもノリノリだし。 - でも肝心なところで歌苗ちゃんは「無理」になっちゃった。「普通の女の子に戻りたい」とかガラスの仮面ばりのバダの顔とかネタが満載。
- バダは吹っ切れたように、一人で舞台に出て行きます。会場はどよめく。
そんな中、会場に来ていたチャイコが客席の前の方へ。「バダジェフスカ!」「チャコフスキー…」ここ、略称ではなくきちんと名前を呼んで、向き合う気持ちが出てますね。 - もう遅い!とバダがムジーク発動。口上は「ヤ グラム ヤ モドリッシィエ」 リボンがきれいなハート型に絡んで素敵。
- ムジークは「嗚呼 えんどれすどりいむ 〜乙女の祈りより〜」
ままままさかの演歌アレンジ。これは驚きました。
バダちゃん、「私だけを見て」と太陽に!といってもポカポカ太陽って感じではないんだよね。けっこう毒々しいというか。 ここでチャイコちゃんも出てきて、言い合いに。
バダ「私の宇宙に太陽は一つしかない!」
チャイコ「バダは分がってねえ この宇宙さ彩るのはな太陽の周りさ巡る名もねえ星々!」
チャイコは必死で「二人で音楽をやりたい」と言うけれど聞き入れない。アイドルという環境は確かにバッハ様が作った。けど、ファンの心に届いてほしいという気持ちは二人のもの。気持ちが通じたように思えたけど、勝手に洗顔フォームを使ってたチャイコのことを思い出して、そう簡単に仲直りとはいきませんでした。
最後、太陽さん出力あげてるし!チャイコちゃん、やっべえよ。 - EDがカラオケルームなのがまたよいね!
全体の感想
今まで何度か「一発屋!」で喧嘩するシーンを見せてきたクラクラですが、まさかの喧嘩別れ。暗くなりがちな話をとっても面白く盛り上げてくれました。
歌苗がアイドルなんて、絶対に引き受けないでしょ、と思ったらバダちゃんやアルケー社の説得が相当うまかったのかお金という痛いところをついてきたのかやることになっちゃうし。アイドルレッスンはとても楽しかったです。とにかく音羽ロイドたちが引っ掻き回す!何だよ、語尾がウナって!キャラ作りなの?今回は相当ショパンがやってくれましたよね。なんであんなにカナナー状態なのか、皆わかっていないでしょうけど。ショパンもやっぱりノリのいい子。
一方、バダとチャイコ。クラクラはチャイコが目立ちますよね。バダは「じゃない方芸人」ぽいというか。これまでバダがどう思っているのかいまいちわからなかったのですが、クラクラの状況に不満があったのね。少しコンプレックスがあるようにも思える。この2人の問題が解決するのには19話まで待たないといけませんが、ロイド同士の関係に踏み込んでくれていてよかったです。
そしてムジークはあの「乙女の祈り」をまさかの演歌アレンジ。何度も言いますが、ながら見でこの話を見てたので、「ほぉ、乙女の祈りは演歌風なんだ」とストーリーを見る前に知ってしまっていたんですよ。もちろん、その時点でも驚いてはいたのですが。きちんと最初からこのアニメを見てきてその流れで14話を見たのだったら、もっともっと新鮮な驚きがあったと思います。悔やまれる…この歌、カラオケで歌ってみたのですが、とても気持ち良くて。つんくさんプロデュースの3人のムジークは全然雰囲気が違って、聴いていて楽しいです。
今日の1枚(*^_^*)
チャイコちゃんが歌苗ちゃんに対して暴れているところ。もう動き・表情何をとってもかわいい。 ずっと一緒にいるチャイコちゃんがほとんどバッハの日本語を聞いたことないのに、先日バッハが訪問してきて日本語で20分くらい話した、っていうのを歌苗から聞いて、悲しくて怒っちゃうのすっごくわかる! 自分の好きな人が自分に見せてくれない顔を、誰かにフツーに見せてるってわかったら辛いよね。うんうん。でもチャイコちゃん、蹴っ飛ばしちゃだめよ。(私はかなりチャイコちゃん贔屓です)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。