すずらん部屋

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クラシカロイド 第21話(2期)「英雄ショパン」感想

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こんにちは。今週は、チョッちゃんが漫画を描くようです。英雄って言葉のイメージとショパンがつながらないけど、どんな英雄を見せてくれるのか。あらすじにあった「学園生活にすっかり溶け込む」が気になります!

感想♪♪

  • 歌苗と奏助が通う高校の片隅にあるプレハブ小屋。部室のようです。
    中にいる3人は思い思いに漫画を描いたりネットを見たりしています。そう、ここは漫画研究会。相田くんはヒーロー好き。モコさんは歴女。舞原くんはプロレス好きのようです。舞原くんが見ていたのは「フレディ・マジョルカの優雅な憂鬱」という漫画。こ、このキャラたちは… 3人爆笑。ネットってすごいな、こんな面白そうな漫画がアップされてるんだから。

  • 教室。歌苗ちゃんが居心地悪そうにしています。
    海月ちゃんが奏助のパッドで、漫画を見せてくれました。そこには先ほど漫研のメンバーが見ていた漫画。
    サブタイトル「水に流しても憂鬱」NO21ってことは21話ってこと?連載してるの?
    「これはハママツのオトバネ荘に集う変人どもの観察記録である」すごい煽りだな。
  • 内容を見て、音羽館のメンバーがモデルということに気づきます。キャラの名前、よく考えたね!
    その名もアツヌリスト・ギョウザァー・モーレツァルト・バタンパッスカ・デビルカナナ・オヤジスキー・ポンコツくん・ショートベルト・ドツボザーク。
    チャイコちゃんの「オヤジスキー」はやばくないですかw
  • それにしても漫画の内容がすごい。何がすごいって、超超デフォルメされたキャラデザと皆の名前も強烈なんだけど、モツのスケボー、ベトのフォイエルッ、バダとチャイコの一発屋!オヤジ!のケンカ、才能ないけどビッグになりたい奏助などなど、いつもの音羽館の光景であることに変わりないことがすごい。
    そんな中、「悪のリア充Gペンソード」とショパンのみかっこいい。海月ちゃんと奏助には大ウケですが、歌苗は全然面白くないと怒ってますよ。デビルカナナ化して怒りオーラがすごいです。

  • 皆がどこでこの漫画を知ったのかを聞いたら、漫画研究会が発信源だとわかりました。フレフラ先生の正体も思い当たります。著者近影の写真のチョッちゃん、かっこつけてるw

  • 漫研の部室になぜかいるショパン。学ランに牛乳瓶メガネです。この学校はブレザーにネクタイの制服なのに、その学ランはどこから…
  • 漫研の3人に褒め称えられています。お世辞ではなく、本当にフレマジョが好きで感激しているようです。
  • 歌苗が奏助と海月と一緒に部室に来ました。焦りながらもすっとぼけるチョッちゃん。でも歌苗の迫力にすぐに落ちました。
  • 学校の食堂で話を聞くことに。「漫画めっちゃうまい!」と素直に褒められる奏助はいいヤツ。
    1期10話で出てきた、ショパン自ら描いたと思われるジョリー2と比べると格段に画力がアップしています。チョッちゃんの目には、音羽館のメンバーがあんな風に見えているのかもしれない。
    パッド君解説。史実のショパンは似顔絵やモノマネが得意だったとか。へえええ。

  • 皆がうるさくてイライラするから、腹いせに漫画にして何となくネットにアップしたら受けたらしい。アクセスも50万を超えているとかすごいね。

  • アニメ化したら主題歌作らせて、って言う奏助は本当に強心臓。ムジークをさんざん見ていて素晴らしさはわかっていて、音楽が本業(のはず)のショパンを目の前にしてこう言えるんだから。
  • 歌苗はなぜショパンが学校にいるのか問い詰めます。いきさつ。漫研の3人から会ってほしいとメールをもらったと。高校の名前、浜音(はまね)高校っていうんだね。 それで会ったら、感激されたと。インドア派の英雄ねえ。3人ともノリがいいな。つい乗っかってしまったのね、チョッちゃん
    カラオケに行って「イェーッ!サンキュー ハママツ!イェーッ!」ってシャウトがすごいっす。相当溜めていたのかしら。漫研のコーチを頼まれて、ほっとけない気がして引き受けてしまったらしい。

  • 漫研3人衆が駆けつけてきました。「デビルカナナの復讐?」と疑う3人に、「デビルは僕にわびを入れに来たのさ」と宣うショパン。豹変ぶりがすごすぎる。生徒たちに大人気のフレフラ先生を見て、とりあえず静観することにした歌苗ちゃんショパンってばとっても楽しそうだもんね。引きこもっているよりいいかも?

  • でも、なぜ一緒に授業を受けたりしてるんでしょうかね。やっぱりショパンクラシカロイド。ノリの良さはピカイチ。ギターを弾いたり、部室で漫画を描いたり、なぜか女子生徒と楽譜を見て話したり。
    あ、音羽館ではモデルにされたロイドたちが憤慨しています。

  • 漫研3人が音羽館にやってくることに。聖地巡礼、ってそんなw
  • チョッちゃんてばミノムシみたいになって文字通り吊し上げにあってる…。口裏合わせてほしいショパン。漫画の通り振る舞うなんてできない!って皆は言ってるけど、普通にしてるだけで十分漫画通りではないですか。シューさんのキャラの顔に赤塚不二夫先生風味を感じる。
  • チョッちゃんてば意外と漫研3人衆のことを気にしている。漫研3人衆が好きなことはマイナーだから、堂々とできなかったのね。この気持ちはわかります。チョッちゃんも似たところがあるからきっと気持ちがわかるんだろうね。歴女は昔からたくさんいるとは思うのですが、普通の高校生活の中でその趣味を出すのは勇気がいるかもしれない。
  • 何でもするって言うショパンに一同ニヤリ。シューさん「シェシェシェ」って言ってるように聞こえるんですが。漫画の通りやん!
  • 家賃をねだるベトとシュー。たかってる!鉄道模型のパーツをねだるドボちゃん。これはNゲージ?たっかいのに。 歌苗ちゃんは、自分がお姫様の漫画に修正して!ってかわいいとこあるなあ。

  • 3人が訪ねてきました。急場しのぎとはいえコスプレもしてバッチリです。「ほんとに火炎放射器持ってる!」って驚き方がウケる。なぜ音楽アニメで火炎放射器が出てくるんでしょうねえ、ほんと。
    ショパン漫研3人衆も、ちょいちょい失礼発言をするので、皆ぐぬぬ…ってなってるよ!

  • さらにチョッちゃんが調子に乗った発言をしまくってます。「インドア舐めんなぁ〜!」でGペンソードと火炎放射器がぶつかり、はい、爆発。

  • 歌苗ちゃんがついに我慢の限界。皆も茶番はやめた、と終了してしまいます。

  • 内気で部屋から滅多に出てこないことを3人にバラされてしまったチョッちゃん。3人はリア充なフレフラ先生だと思ってたので、その姿がフェイクだったことにショックを受けて帰っていきました。

  • 静かになった音羽館。夕日が差し込んで、段ボールをかぶったショパンのさびしげな後ろ姿が沁みる…。
    皆に、メッキがはがれた、ヒーローなんて柄じゃない、と言われます。ショパンはダメだ…!と言いながら音羽館を走って出ていきました。いつになくシリアスね。歌苗は奏助を連れて彼を追うことに。

  • 漫研部室。落ち込んでいる3人衆。ショパンが「話を聞いて!」とやってきますが、皆そっけない。嘘をついていたことを謝った上で、
    「漫画もお芝居もフィクション…。確かに最初から作り物だよ。でも読者や観客にとっては現実のはずでしょ!漫画も映画も小説も音楽も!僕らにとってその感動は本物!フィクションは全部真実〜!
    段ボールをつきやぶってアグレッシブだな、チョッちゃん。口上を言ってムジーク発動。チョッちゃんの場合、口上をたくさん聞けてうれしい。
    ムジークはジャパニメーション英雄ポロネーズ タクトがいつもの幾何学的な模様のタクトから、Gペン風になってるよ!
    英雄ポロネーズ」はよくコンクールで弾かれているイメージがあります。楽譜を見ると細かくて、どうやって弾けって言うんじゃ、と素人の私は思ってしまうくらい難しそう。

  • 「誰の心の中にも英雄がいる。みんな一人一人が英雄なんだ!」漫研3人衆もそれぞれ大好きなレスラー姿や袴姿になります。女子の袴ってキリリとして大好き。歌苗ちゃんリボンの騎士みたい。奏助は勇者っぽい。パッド君解説が入ります。背景にあるのは、墨汁や雲形定規、デッサン人形など漫画を描く道具が!ギョウナ君の薄い本ぽいのも見える。

  • 3人ともなんだかんだノリノリですな。よかった、心が通じ合えたね。フレフラ先生、ぱねぇ〜!

  • 月刊「EYE・MY・MOCO」を出している漫研。なるほど、この月刊誌の名前のために、モコちゃんなわけね。

  • ロイドたちは約束を守れ!とショパンの部屋に押しかけるものの、留守。チョッちゃんは1期16話で出てきた外こもりウォーカー中。フレディ・マジョルカの新シリーズを始めたみたい。ノリノリだね、チョッちゃん

  • ED。キャストやスタッフの名前が漫画の吹き出しに入ってる!コマ割りもされて漫画みたい。楽しいEDでうれしい♪

  • 予告。ちょっと待って。ババババッハ様の声でねえか!たくさんの買い物に付き合わされ…って??何それ、荷物持ちするバッハ様が見られちゃうの?公式からつんくさんのクラクラ新曲が出るとtwitterでお知らせしていました。2期で初めてのつんくさん曲ですね♪
全体の感想

楽しい回でした!
まずは漫画のインパクトがすごかったです。何となく中二病的なタイトルといい、これでもかって爆発気味なキャラデザといい最高です。チョッちゃん、多方面に才能ありすぎです。
そして、ムジークの時にチョッちゃんが言っていましたが、漫画やお芝居はフィクション、だけどその感動は本物であるという主張。これがとてもよかった。 フィクション。作り物。大好きです。私は漫画や小説が大好きです。テレビドラマも好きです。ちょっとしたセリフや演出に心を動かされます。クラシカロイドにはまっているのも、私にとっては本物で現実なわけです。

ショパンは人前に出てくるのが苦手なのに、今回は学園生活まで楽しんでいました。印象的だったのは、音羽ロイドたちに口裏を合わせるようにショパンがお願いしましたが、保身のため、というより、漫研3人衆をがっかりさせないためだったところ。自分をヒーローのように扱ってくれたことがうれしかったのかもしれない。あの3人と通じるものがあったんだろうなあ。あまり人と関わらないショパンが、ゲストキャラと絡んでしっかり主張できて…何か吹っ切れたように外こもりウォーカーをしていたし。最近のショパンさんはかっこいいなと思います。
今回の漫画。1話限りじゃもったいない!これもコンプリートブック的なものが出たら、綴じ込み付録でも別冊でもいいからつけてほしいです…!

今日の1枚(*^_^*)

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チョッちゃんの学園生活の一部。その中でも特に気になったのがコレ。何やら楽譜を開いて、女子生徒と話をしているではないですか。楽譜は小さな音符が散りばめられてるし、これってショパンの曲の?で、何をしているんですかねえ。単なる音楽談義?なんだか、発表会で弾く曲について相談しているように見えて微笑ましい。ロイドたちが音楽と関わっていると、やはりうれしくなります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

※画像は©BNP/NHK・NEPより引用しております。

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