クラシカロイド 第18話(2期)「さよなら、姉さん」感想
こんにちは。今回の18話は、お話が動く回。2期のシリアス成分をほぼ一人で請け負ってるワーグナーが里帰り?タイトルからして、もう悪い方向に行くようにしか思えない。心配…だけど、きっと最後は救われてほしい、そんな気持ちで見ました。
感想♪♪
- 運転手つきの立派な車で音羽館に来たワーグナー。以前から気になっているのですが、音羽館の前にバス停がありますよね?バスが通るのを全然見ないですが。
- 歌苗や日芽歌、ロイドたちが駆け寄ってきて温かく迎えられる…!みんな、歯の浮くような褒め言葉だよ。怪しすぎるよ。そして響吾さんまでいるし。おかしい、絶対におかしい。
- 響吾さんは大川透さんが演じていたけど、大川さんが病気療養のため休演ということで、堀内賢雄さんが演じてます。大川さん、ゆっくり静養なさって、またお声を聞きたいです。
堀内賢雄さんはもう大変有名な声優さんですよね。過去作から色々思い出されますが、「スイートプリキュア」の王様(メフィストさん)役が好きでした。そういえば大川さんもスイプリに出てたなあ。 - で、堀内さん演じる響吾さんですが、大川パパとまた雰囲気が違いますね!けど、これはワー君の妄想だからね。実際の響吾さんのしゃべりはまた違う感じかもしれない。
ワー君、妄想にとどまらず、夢小説化しているのね。わざわざPCで打ち込んでるし。「はぁ〜!」ってうっとりしてる声がまだまだ子どもでかわいいなあ。
さて、今度は本当に音羽館に来ました、ワーグナー。あれ、誰も出迎えていない。
音羽館では、モツ・ベト・リスト・ドボちゃんまでコントローラーを持ってテレビゲーム。マリオカート的なものをやっています。ドボちゃん、馴染みすぎでしょ。そのことがワー君はショックみたいよ。- 歌苗は帰宅したワー君を温かく迎えますが、買い物に行ってしまいました。奏助はムジークマンについてワー君に語りだした。ムジークマンて、7話ででてきた、あのムジークマン?
- 全然相手にされなかったワーグナーは、まだまだ宣伝が足りないと思い込んだ様子。三弦さんを呼びつけて、「プロモーションが足りない!」とお説教。
- あれ、今日の三弦さん、スーツのジャケットを脱いで腰に巻いちゃって、少しラフですね。三弦さん、全然やりたくなさそうだけど、一応「うぃっす」
- 宣伝に力が入っています。ギョウナ君までWAGNERのTシャツを着て配布したりしてるし。「超絶大人気のスーパーアイドルWAGNERのTシャツタダでお配りしてるっす」とトーン低めで挨拶している三弦さんw
- ワーグナーカレーまで出来てる!そうか、カレーのパッケージになることが一流の証しなのか。
アニメはよくカレーになっているよね。プリキュアカレーとかアイカツカレーとか。シールが入ってるんだよね。ワーグナーカレーもシールがついてるのかしら。あと魚肉ソーセージも、よくアニメのパッケージになってる。 - あのダサい衣装のコスプレ用も売ってる。忘年会で大活躍?ワーグナーカートって、この間のベトたちが夢中になっていたゲームに対抗してるわけ?まあ、思いつくままなんでも商品化してるよ。ワー君、一気に売れすぎちゃうと、飽きられるのも早いよ?
- 音羽館でロイドたちが土下座。あっ、これはまたあのパターンね。そして最初の時と同じく、響吾さんの抱擁で終わるのね。やはり夢小説でした。
- 現実でまた里帰りしたワーグナー。歌苗はやさしいです。けど「遠い存在になっちゃった」と言われます。だろうね。身内にこんな有名人がいないからわからないけど、きっとうれしい反面、さみしくも思うんでしょうね。
- ロイドたちは全然変わらない。トイレットペーパーをドボちゃんに運んでもらうモツ。ペーパーはなくなったら、その時点で新しいものを補充しようね!
コーヒー豆を数えるベトとシュー。泥パック的なものをしてる女子ロイド。
わざわざワーグナーに絡みにいく奏助はやさしいね。たとえ、話の内容がムジークマンカレーのことでもね。 - ワーグナーはまたも三弦を呼びつけ、なにかやらせるみたい。 三弦さんに指示された怪しい男が、音羽館に忍び込んだよ。
- また「野ばら」を鼻歌で歌ってるシューさんはお風呂。ところで野ばらはムジークにはならないんですかね。ひそかに待ってます。
脱衣かごにきっちり畳んで服を入れてるあたり、几帳面ね。あっ、忍びこんだ怪しい男がシューさんの服を持っていっちゃったよ。けど、脱衣場とはいえ、廊下とを隔てるドアを開けっぱなしなのにタオルも巻かずに風呂場から出てくるシューさん…JKが住んでるんだからね! - パッド君のカバーがWAGNERデザインに!トイレットペーパーがWAGNERデザインに!モツは喜んで「俺の尻をなめろ〜!なんつって〜」。史実で有名なネタをこんなところで入れてきた!!!
うちも妖怪ウォッチのトイレットペーパーを買ったことがありますが、子どもはこういうの好きなんだよなあ。やっぱりモツは子ども。 - いいお湯でしたーって出てきたシューさんは、例のWAGNERのダサいコスプレ衣装を風呂あがりに着てしまってる!ひ、膝が…(;^◇^;)ゝ
歌苗に指摘されるまで気づかないってどんだけ天然なの。だから、JKの前で脱ぐなって! - ワーグナーが勝手に置いていったCD(いや、怪しい男たちが置いてった?)を見て、そして大音量でトラックから流されるWAGNERの音楽を聴いて、日芽歌さんは何か考え込んでいます。
- 3回目の妄想。崇拝してほしい度合いがどんどん強くなってる。そして、やはり最後は響吾さんと抱擁。
- 何か思いついたワーグナーは、真夜中だというのに三弦さんに電話。ボサ髪でパジャマの寝惚け三弦さんがかわいい。コンサートの手配をさせるようです。
- ワーグナーのコンサートにロイドたちを誘う歌苗ちゃん。みんなは興味なさそう。「おばさんと俺と3人で行こう?」と言える奏助は優しいなあ。
- 三弦さんが男たちを引き連れて訪ねてきました。奏助がトイレに行ってる隙にみんな拉致られた…!無理やりトラックに詰め込まれたのか、暗闇の中、目だけキョロキョロで、会話も面白い。うっかりラッキースケベ的なことはあるかもw
- コンサート会場。海月ちゃんはともかく、結局詠子たちもワー君のファン?
- 歌苗と日芽歌さんは普通の席に座っていますが、ロイドたちは鳥かごのような檻に入れられている!囚われの身ね。
- コンサートが始まります。
ワ「目と目があった瞬間?」ファン「か・く・め・い!」お客さん鍛えられてる…!
全世界に発信しているのも、響吾さんに見てもらいたいなのね。 - 響吾さん、ヒッチハイクしようとしている。外国にいるようです。そんな響吾の後ろを通りすぎていくのはバババ、バッハ様…!びっくりだよ!
- ワー君の新曲!新たなムジークだよ!ムジークに驚くベト、歌苗ちゃん。
曲は「革命讃歌〜ニュルンベルクのマイスタージンガー」
調べたら、ニュルンベルクは街の名前で、マイスタージンガーというのは親方歌手という意味だと。そうだ、ドイツ語って確かsの発音をzのように濁る発音なんだった。singerでジンガーね。 - OPに出てきたペガサス?盾?剣?OPで一番かっこいいシーンのとこね。
さすがのベトたちもワー君のムジークに驚いて、感心しています。そうか、「ワルキューレの騎行」のムジークの時はベトたちは見ていないんだもんね。
リストさん「会場全体を劇場として展開する音楽劇。彼らしいわね」わかってらっしゃる。 - 「僕こそが八音にふさわしいクラシカロイド!」あっ、右目がピンク色に。オッドアイ?
- ワー君のムジークが暴走し始めます。ペガサスに乗っていた戦士たちが、ミニサイズになった上に、フォークにささったソーセージを持ってるのはなぜ。もしかして、ニュルンベルクはバイエルン州の街みたいだから、ソーセージなの?ソーセージをピコピコハンマーみたいにして観客をおそってる。ロイドたちが入った檻もこわしちゃった。
- 「ワーグナーの名を記憶に刻め!」って、もう有名になりたい、とかそういうのを超えてしまっている。
歌苗は暴走するワーグナーに止めて!と訴えますが声が届いていない。 - ロイドたちが正義の味方っぽく現れたよ。そんなアニメだっけw
- 小僧のお灸をすえる、とまずはベトがムジークを!無敵のソナタ!モツ・ショパン・リスト・シューも!2期のムジークね。
モツ「八音がどうだとか気にせずにもっとムジークを楽しんじゃえばいいのにさ!」
ショパン「自分の力を示す事だけがムジークじゃない!」
リスト「昔の義理の息子の不祥事は私がただす!」
かっこいい。みんなのせりふ、それぞれのキャラの個性が出ています。リストさんから義理の息子発言、きました! - ミニキャラの動きがすっごくかわいい。チャイコとバダは1期のね。バダちゃんがあの太陽に。あ〜なんか久しぶり〜 ドボちゃんも!1期6話であったような、ムジークが混ざり合ってカオス状態に。
- 観客はこんなの見たことない!と感激している。ワーグナーは自分のムジークがめちゃくちゃにされた!と思ったのか、「何すんだバカ〜!」
コンサート終了。険悪な音羽ロイドたちとワーグナー。ケンカするのやめよ!という歌苗ちゃん、えらいわ。ワーグナーにもさっきみたいなムジークはやめてとお願いします。
って言われると、ワーグナーとしてはやはりそっちの味方なわけ?ってなりますわな。「もういい、姉でもなんでもない」、と涙を散らして叫ぶ姿がつらい。歌苗ちゃんもショック。またPCで小説?日記?を書くワーグナー。父さんさえ帰ってきてくれれば。わかってるやん。
- 翌朝。奏助はライブに置いていかれたことに不満げな様子。ロイドたちは行かなくていい!とプリプリ。けど、ボウヤのムジークのパワーはすごかったらしい。バッハ様以外の八音メンバーとドボちゃんも入れての8人でやっと抑えられたってわけか。最初はムジークを出せなくて苦労していたのに、八音への恨みがそうさせているのか?
- 日芽歌さんから電話が来て、お父さん捜しに行く、と。天然ボケのようですが、日芽歌さんはワー君が一番何を求めているかはわかっているのね。
- EDがすごくかっこいい。今回のムジークはかなりの高音部分があって歌うのが大変そうですが、さすが楽劇に使う曲なだけあって、EDにも映えるというか。何度もリピートしてしまいました。
来週はうってかわって、またギャグ回っぽいですね。「シューベルトの憂鬱」というタイトルながら、モツムジーク回のようです。二人でおつかい、とか、モツとシュー好きな私としてはもう待ちきれないです。
全体の感想
シリアス回でした。けど、所々に笑えるシーンは入っていましたね。
ワーグナーがこじらせすぎてしまって、早く救済してほしいと思いました。
私、シューベルトもちょっとコンプレックスも承認欲求も強くて危ういなあって思ってるクチなんですが、それでも彼はね、もう自分の問題って感じがするんですよ。色々あって強くなってきているし、きっとモノマネだ、なんてことを気にするのは乗り越えられそう。
だけどワーグナーは、彼一人で変わっていくのは難しいと思う。最初の出来損ない発言から傷ついて傷ついて…。あんなに色々しても、八音には振り向いてもらえていない。いや、結局みんなに賞賛されることが一番価値があると思ってしまっているところがもう、ね。そんな、世界の人全員に100%賞賛されようなんて無理な話。なのにどうもそれを求めているように思える。八音だってワーグナーをディスってるわけではない。今回はムジークが暴走してやりすぎだったから、止めただけで、それを「自分を認めていない」と思い込んでる?そんな態度だからベトたちも怒ってるわけで、決してわかりえあえないわけじゃないと思うんですよ。ムジークを見て感心してたじゃないですか。
承認欲求。2016年10月期に放送したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でもこれがキーワードでした(ドはまりしていました)。最近、よく聞く言葉です。ワーグナーは別に自己肯定感が低いわけではない。むしろ自信満々よね。だけど認められないことで傷ついている。みんながモツのように、楽しめればいいじゃーんてなわけにはいかないですがね。ワー君は音楽が自分を認めさせる手段になってしまっている。
なので、早く響吾さん!!!あなたですよ。今回の妄想は全部、響吾さんに温かく抱擁されて認めてもらったのがオチだったじゃないですか。何よりも響吾さんを求めている。日芽歌さんが半端ないギャンブル運があるから大丈夫よね、きっと。早く帰ってきてハママツに!
救済してほしいと書きましたが、やはり乗り越えるのは自分でしょう。だけど人の手を借りていいし、人の影響を受けて変わっていいのよ、ワー君。私、信じてる。
いつか八音の皆と和解して、ワーグナーのステージを音羽ロイド+音羽家の皆さんや奏助が見に来て、そのステージにバッハ様も色々尽力して、クラクラとドボちゃんも一緒に出たりしたら、私は確実に涙腺崩壊します。
今日の1枚(*^_^*)
そりゃなんといってもバッハ様。
いつも、テレビで番組表の情報を受信してキャスト欄をチェックしているのですが、バッハ様役の楠大典さんのお名前が今回なかったので、話が動きそうな回なのに出ないのかあ(´д` )って思ってたら、突然のご登場ですよ。しかもさりげなく!いや、目立ちすぎてて全然さりげなくなかったけどね!セリフはなかったけど、ほんの数秒でもすべてを持っていってしまう存在感!本日一番の作画といってもいいくらい美しい横顔…。イケオジすぎるわ。チャイコちゃんに見せてあげたかった。
赤基調のアロハシャツに膝上のハーフパンツ、裸足でくつ?グラサン?カートをガラガラしてる!バカンス?
きっと、ずーっと八音のことやアルケー社のお仕事でロクにお休みがなかったんじゃ…と思われるので、のんびりしてほしい。けど、アニメには出てきてよぅ。何ならまるまる「バッハの1日」みたいな回でもいいわよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。