すずらん部屋

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クラシカロイド 第14話(2期)「恋せよアイドル、旅せよコビトカバ」感想

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こんにちは。

今までおとなしくワーグナーと一緒にいたドボちゃんが、ついに袂を分かつようです。予告では奏助がバダちゃんとデート?あっちもこっちもどうなってしまうのか?ドボちゃんの、人的セリフは聞けるのか?

感想♪♪

■ライブ会場。ワーグナーがノリノリでライブをしています。まさか、本当にアイドル活動がやりたかったわけじゃなかろうね。ドボちゃんに寄り添ってあざとい顔をしているし!

■執務室でドボちゃんが「バダとチャイコがかわいそう」とワーグナーに訴えているようです。ドボちゃんを人間にする話もドボちゃんはプギプギ訴えていますが、音羽博士が連絡してくるのを待っているらしい。交渉決裂?ドボちゃんは出ていきます。さすがのワーグナーも顔が曇ります。ちょっと意地を張っているワーグナーですが、さて。

音羽館のみんなに温かく迎えられるドボちゃん。ワー君とドボちゃんの部屋はバダとチャイコが使っているらしい。てことは、ベトとモツはまだあの物置に寝ているのかしら。

■ドボちゃんの歓迎会をしようとのことでベトはギョーザーパーティーを推してるけど、モツはたこ焼きの気分らしい。たこ焼きをドボちゃんも食べたいって言ってるってダシにしてますが、ドボちゃんは首を振ってるよ!シューさんてば先輩の味方をしたつもりが「ギョーザーで我慢したまえ」なんて言うから先輩が怒っちゃったじゃんw

■チャイコとバダは暖炉?の前に七輪を置いてするめをあぶりながらヤンキー座りしてます。服装はもちろん赤ジャージとひげはげヅラ腹巻きよん。とにかくやさぐれています。

■そんな時テレビに映るワーグナー「ハママツドームで僕と革命!」すまん、声を出して笑ったよ。やばい、やばすぎるよワー君…

■ドボちゃんがプギプギ言う言葉を、パッド君の画面で自動翻訳しているようです。「聞いてください!ワーグナー君に加担して迷惑をかけたことは謝ります。ですが、私はもともとあなたたちに…」だって。言葉が丁寧なドボさん。

■チャイコたちに対してベトが持論を言い出した。「アイドルなどという浮ついた活動、停止して正解だ。これを機に腰を据えて芸術と向き合うがいい」ええっベトさん、あなたソルクラのライブでノリノリだったじゃないすか。

■再びドボせりふ。「私はあなたたちを助けたいと思っています。」せっかくパッド君がカバ語を訳してくれてるのに、ちゃんと届いていないよ。

■アイドルやめたらいいことあるよ!と慰めて、いいこととは恋愛解禁!と奏助ってば無茶ぶり。チャイコは怒ってるけど、バダは恋愛もあり?と急に乗り気になったぞ。変なスイッチ入りました!

■とりあえずデートの相手は奏助に!耕助とかピョン助とか名前を間違うにも程がありますが。女王様気質のバダに着いていく奏助。パッド君を置いていっちゃいました。「奏助…」のつぶやきが切ないパッド君。

■歌苗特製のドボちゃんのおうち、かわいいね。藁葺?カバのおうちとしてはばっちりだけど、ドボちゃんは元々人間だからねえ。

■パッド君はカバリンガルというアプリのおかげでドボちゃんの言葉がわかるようになったらしい。この2人の会話、いいですねえ。2人とも大人だからさ。奏助とバダちゃんのデートは奏助とパッド君にとって究極の悲願だったらしい。なるほど、デートで行く店とか色々とシミュレーションしていたんだ。

■奏助の、自分への扱いが雑だと怒るパッド君。いつも色々手を焼いて呆れている風だったけど、奏助とパッド君て思った以上に結びつきが強いんだね。驚いた。周囲のドボちゃんの扱いにも怒るパッド君。「見かけがカバというだけでカバ扱い」あはは、でもカバだしなあ。

■「私のことはパッド君と呼んでください」と言われたドボちゃんが「プッギプ…」と発音するのだけど、パッド君、って言ったように聞こえるのよね。プギプギをずーっと何度も言っていますが、感情がこもっていて、みんな違うプギなんだよね。さすが諏訪部さん。パッド君は一緒に旅に出ることを提案したよ。

■バダと奏助はデート中だけど、甘い雰囲気は全くない。奏助、今頃パッド君を忘れたことを思い出しても遅いよ…

■おーっと、先輩の釣りにモツとシューが着いてきてる!ベトは釣りは一人でやりたい人かと思ったけどそうではないのか。といってもモツは釣りはしていないけど。シューはデートが若干羨ましいらしい。キミ、誰とデートをしたいのさ。誰かというわけでもなく一般論ですか?

■ベト「芸術に必要なのはもえたぎるような一瞬の恋」おお、ベトらしいね。

「どうせアホ面並べてクレープを食してダラダラ過ごしたりするのだろう」ク、クレープ?ベトが思うデートってそんな感じなの?インスタ映えとか気にしたデートを思い浮かべてるの?

■友達から始まる恋を語るモツ。シュー「おまえの軽い恋と先輩の崇高な恋を一緒にするな」これはコイバナしてるわけ?

■あ、シューさんがまた凧につかまりました!衝撃でベトも海?ハマナ湖?に落っこちました!テンポよくて笑いました。

 

■奏助とバダちゃん、クレープ食べてる!ベトの言う通り…ではないか。いちゃいちゃ食べているわけではないしね。

■ドボちゃんとパッド君はハママツ駅に来ましたよ。鉄道ファンであることを指摘されて赤くなるドボちゃんかわええ。新幹線?を見て大興奮!目線がパンタグラフや車輪に行くあたり、鉄ちゃんて感じしますね。

■デートの方。クリームソーダにストロー2本差し!私、やったことないですよ!バダちゃん、試練だとかばっちこ〜いだとか、完全におかしな方向へ行ってるw

■旅の方。小さな女の子とパッド君を介して会話するドボちゃん。駅弁を買ってSNSにアップすることで食べた気になれてうれしいパッド君。シュールだけど、ほのぼのするわー。気が合うのね。

■ここで史実の場面が入ります。ドヴォルザークチェコを離れて新世界と呼ばれたアメリカへ渡った時のこと。アメリカで出会ったものから刺激を受けたんだね。「ららら♪クラシック」でも見たなあ。

■それで大阪の新世界に来たわけね。ヒョウ柄の服を着たおばちゃんとか、テンプレだなw

■デートの方。映画デートしています。牛子さんと馬男さんのロマンスが超絶つまらないらしい。意地でも寝ないで見るバダちゃん、目にクマができてるっすよ。

■旅行の方。串かつ屋さんで、ストローを使ってビールらしきものを飲むドボちゃん。

たびたび奏助の名前を口に出すパッド君。そのことに気づいているドボちゃん。大人だねえ。

■次はオカヤマでママカリずしとな?名前は知ってるけど食べたことがありません。気になる…

■デートの方。チャイコちゃんが来ました。案の定バダちゃんと喧嘩。奏助も大変やね。

■旅行の方。ママカリずしGET!食べないなら奏助に持ち帰っていいか、って、このセリフ、すごく奏助への思いを感じる。おいしいものとかって、持ち帰って好きな人に食べさせてあげたいって思うもん。喜ぶ顔が見たいんだよね。

■おっと、とうとうハカタまで来たのね。ドボちゃんはホームに音羽博士を見つけて慌てて追いかけるも、よく似た別人でした。

置いていかれたパッド君は、子どもたちにゲームで遊ばれている…

■再びチャイコとバダの喧嘩。ショボ男とデートして幸せだぁ?と突っかかるチャイコに「誰でもよかった」と不穏なことを言うバダ。奏助が打ちのめされてる。さすがにかわいそうよ!みんな帰りたい!という思いが強くなってきました。

■相変わらず凧に飛ばされてるシューも、海に浮かぶベトも帰りたい!そうね、命に関わるもんね。

■唐突にドボちゃんの人間ボイスキターー!!

哀愁漂ってるわー。抑え気味の声で口上言ってムジーク発動です。

「GOING SWEET HOME ~新世界から第2楽章より〜」

1話で流れたのは第4楽章でしたが、今回は第2楽章ですね。「遠き山に日は落ちて」で有名。学校で歌った記憶があります。

新幹線とドボちゃんの汽車がオーバーラップしていく感じがいいね!

■シューとベトが回収?されて、客車に移動した?すやすや寝ています。あ、パッド君も乗っている。車掌さんが来ました。うん?この髭の御仁は…

■バダもチャイコも奏助も客車に現れました。みんなすやすや。

ドボ「この列車の行き先はそれぞれの帰るべき場所なのですから」

帰るべき場所があるっていうのは幸せなことです。この曲は、心地よい疲れを癒してくれるような穏やかさがよい。今は虚勢を張っているけど、帰る場所がなくなってしまうんじゃ、と思われるワー君がちょっと心配です。

 

音羽館。バダちゃんとチャイコちゃんがクラクラの衣装を着て、打ち合わせしてる!インディーズからやり直すらしい。プリパラでらぁらたちが地下アイドルからやり直すのを思い出すなあ。

■奏助に画面を拭いてもらってうれしそうなパッド君。ドボちゃんも歌苗作のおうちが気にいったみたいね。

■ED、ドボちゃんがいる現実世界のホームはどこの駅かしら。

 

来週はどすこいですよ。す、相撲?日芽歌ママが予告ナレーションしていましたね。そして公式からのtwitterによれば、ムジークは「エリーゼのために」だそう。???相撲でエリーゼエリーゼといえばコーヒー回ですが、あれも相当なカオス回だったからなあ。クラシカロイドと相撲。どんな化学変化が起きるのか楽しみです!

 

今回はドボちゃん回であり、パッド君回でもあり、クラクラ再生に向ける回でもありました。

落ち着いたドヴォルザークは想定していた通りでした。むしろ今回はパッド君と奏助の関係の方に目がいきました。

パッド君は、いつも奏助には辛辣で、ビシビシきついことを言っていました。あと呆れることもしばしば。とはいえ、やはり相棒なんですね。パッド君もロイドたちと同じ「人間ではない」わけだけど、こんなにもヒトくささがあるなんて。一緒にいない時、ついつい奏助の話題ばかりしてしまう、っていうの、よくわかります。それに気づくドボちゃんがよかったなあ。

 

そして、何気ない会話でサラーッと済ませていましたが、釣り場でのモツとシューのせりふが非常に気になりました。書き出しますが…

モツ「難しい顔しちゃって 君もデートしなよ。相手なんて誰だっていいんだからさ」

シュー「誰だっていいわけがないだろ!」

モツ「ダメだよー 自分の殻を破らなきゃ大きくなれないよ!」

モツはヤドカリが他のヤドカリが入った殻から主を追い出して奪い取るのを眺めてる。そして、

モツ「ヤドカリだって大きな殻に住み替えるんだし、君も…」(いなくなってる)

いや、別に何でもないんだと思います。けど「自分の殻を破らなきゃ」というのがすごく気になってしまって。

1期21話ではあのラップの時にベトと対峙していたし、本人も越えなきゃいけない高い壁と言っていましたが、私はむしろ、シューが向き合わなければいけないのはベトよりも、モツなのではと思います。最近はシューがモツを毛嫌いするシーンは減りましたが、一方的に恨んでいる感じ(捕らわれている感じ)は何なのか。うーん、気になります。

今日の1枚(*^_^*)

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1話でも出てきたカバ列車。今回は人型の車掌さんが登場。すぐに車掌さんの顔を全部は映さずに、顔の半分くらい映っている画像を何度も見せて、最後に顔全体が映る表現がとてもよかった。温かい目をしている。バダちゃんがすてき…ってなるの、わかる。いい夢を見たような、そんなムジークなんでしょうね。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

1期(第1シリーズ)の感想

2期(第2シリーズ)の感想 随時、更新していきます…!