すずらん部屋

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クラシカロイド 第6話(1期)「始まりのクラシカロイド」感想

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こんにちは。今回は1期6話の感想です。

少しだけ、クラシカロイドとは、という謎が明かされる回。なぜベトたちは音羽館に来たのか、アルケー社にいるバッハはなぜ権力を持っている(ように見える)のかなど、色々と重要なことに触れています。今までのムジークのおさらいもありますよ!

感想♪♪

■謎の組織で、人造人間を作る響吾さんからスタート。歌苗ちゃんの夢(悪夢?)だったわけですが、「その何だか分からん力で世界を適当に滅ぼしてこ〜い!」ってこういうイメージなんだ、娘が思う響吾パパって。

■回想。5話の終わりの場面ですね。パッド君に映った響吾と会話するロイドたち。歌苗は画面ごしにまくしたてて質問攻め。何を質問してものらりくらりとした回答をする響吾さん。こういう人なのね。

■「借金つくったのはお父さんでしょ」と言える歌苗はえらい。歌苗ちゃん、お父さんと話したことでますます混乱。だよねえ、まさかロイドたちを自分の父親が作ったなんて。

■落ち込んだ様子で登校する歌苗。廊下でスケボーに乗るモツにも、庭で大掛かりな機械でギョーザーを焼くベトにも無反応です。文句を言われないことを訝しむベトとモツ。あー、やっぱりキミたち怒られるのをわかってやってるんだね。好きな子にかまってもらいたいっていうのですか?大の大人がもう!

インキュベーターから出てきた時のことを思い出しているバッハ。床にばらまかれている書類は何だろう。三弦さんからTELがきます。チャイコたちに「あいつらのことはほっとけ」という命令を出したらしい。三弦さんはこの時点ではけっこう怪しい感じですね。

■歌苗が帰宅すると、なぜか「にこにこ餃子館」の看板が。ベトが指揮を取って、音羽館のホールを改造しようとしているw 好き勝手なことをするロイドたちに歌苗ちゃんの「全員出ていけ〜!」炸裂。

翌朝、皆がいなくなっています。

 

■ここから回想。ベトとモツがクラシカロイドとして目覚めた時のことのようです。ベトもモツも裸ですが、体格差ありますね。ベトは大人の男性って感じ。モツは華奢です。

■響吾さんに「ついて来なさい」と言われ戸惑う二人。「その方が楽しいから」という回答はいかにも響吾さんらしい。そんなことをベトは船に乗りながら思い出しています。モツはおっちゃんたちと公園で酒盛りしている。

■回想「ここに行くように。私の娘がいるから仲良くね」の地図つきメモを読んでいる二人。ベトとモツの服が用意してありますね。あれはやはり響吾さんチョイスなのかな?二人とも逆に着ないでよかったわ。ピンクのベトとか面白すぎちゃうし。普段の服装、特にベトの服は硬派な感じのキャラに合っていて、キマッていると思う。

■地図を見ながら音羽館にたどりついたベトモツに「入居希望の方ですか?」と笑顔で話しかける歌苗ちゃん。こういう出会い方だったんだ。ちょっと運命を感じますねえ。

 

■今度はアルケー社。バッハさんがオルガンを弾いていて、うっとりと聴いている社の重鎮たち。こちらも回想が入ります。バッハを連れてきた三弦さんが「かのバッハの生まれ変わりであらせられる」と言っています。意味がわからない社長たち。「何をしても目覚めないアルケロイドにバッハの音楽を聴かせたら突然目覚めておかげで自分がバッハと思い込んだわけか?」そうだったの?

■現在。バッハ様の演奏を聴いた社長はすっかり崇拝モード。三弦さんが仕切っています。うーん、バッハ様の力はすごいですねえ。三弦さんはどこからか電話を受けて、企んでいる様子。怪しむ、チャイコとバダ。

音羽館。いなくなった皆が帰ってきた、と思いきや業者でした。先日できなかった解体の続きをするとのこと。なかったことにはやはりなっていなかったようです。

■今度はバッハ様の回想。目覚めた時のことを思い出しています。バッハ様も裸ですが、体格いいですね!響吾さんに「前にやり残した事があるんならやってみればいいんじゃないかな」と言われています。なるほど、この言葉で色々とバッハ様は動くわけですね。響吾さんと三弦と一緒に写った写真。バッハ様の顔ははっきり出されませんが。裸に白衣はデフォなわけ?

■おっと、アフリカに飛ばされていたシューさんがハママツにたどりついたようです。背中にしょってる鳥の木彫り人形?のインパクトがすごい。で、なぜカラーコーンまでしょってるのw 先輩のにおいだけを頼りに音羽館に辿りつけるなんて、才能あります。

■と、そこはまさに業者が無理やり家に踏み込むところ。実際に住んでいるのにこんなことはありえないでしょうが、かなりシビアな場面で胸が痛くなります。せめて奏助の親とか、誰か大人を連れてきた方がいい。歌苗ちゃんはまだ高校生なんだから。とはいっても行政がやっているわけでなく、アルケー社が狙ってやってるわけだからねえ。回避は難しいのかもしれない。

■「やめて〜!」の叫びに、ベト・モツ・リスト・ショパン、そしてバッハさんまで反応しています。

■いよいよ鉄球が打ち込まれる!という時にベトがムジークを発動!田園ロボがまた出てきました。駆けつけてくれたのね。作業員たちも「またあのロボット?」とうろたえます。「我が運命 砕けるものなら砕いてみろ!」かーっこいい、ベト!

■それを見ていたシューさん、大感激。ついに会えた!と興奮してムジークを発動させます。奏助が「シューさん!?」と気づいた。あっ、今度は作業員たちに愛の矢がささった。この辺からたたみかけるようにリスト・ショパン・モツのムジークがじゃんじゃんかかりだします。わあ、カオス。

■制御できないほどのパワーになってしまった各人のムジーク。バッハ様がアルケー社の屋上からタクトを一振りし、「トッカータとフーガ」が流れると元に戻ります。パッド君がバッハの曲だと解説。化け物屋敷だ!と逃げていく作業員たち。

■これはムジークなのか?と訝しむベトモツにリストがバッハの仕業だと答えます。ベトは初めてバッハのことを知ったようです。

 

■「歌苗」と呼びかけられ、振り向くと皆がいました。「ただいま」「無事か?小娘」の言葉に涙があふれて、号泣する歌苗ちゃん。このシーン、いつももらい泣きしてしまいます。歌苗ちゃん、こわかったよね、不安だったよね。皆が帰ってきて、ホッとして、何だか色々な感情が渦巻いて泣いてしまったんだろうな。気が張っていてなかなか泣き言を言えなかった歌苗ちゃん。思いっきり泣けてよかった。

音羽館の居間。「お前は誰なのだ?」とベトに言われて大ショックなシューさん。祭り会場では赤ちゃんになってたし、覚えてないのね。

■歌苗が皆に宣言!

音羽館に住みたいなら住んでいい。ただしルールを守る!家賃を入れる!」

「家賃を払うまでタメ口だから!ベト・モツって呼ぶから!」にベト「好きにしろ」モツ「特別な関係って感じ?」って全然気にしてないっすよ…

 ■皆が出かけていた理由も、彼らなりに歌苗が喜ぶと思ったものを用意しに行っていたようだけど、全然違うよ…このズレがロイドたちらしいのだけど。

 

次回はUMA?ハマゴン?なんか、モツが変な格好してたけど?予告だけ見てもさっぱりわからないのが、このアニメです。

 

というわけで、ここにきてやっと「クラシカロイド」が何かということに触れられました。5話まで全然触れられないので、視聴しながら、「で、この人たちは結局何者なの?ロボットなの?生まれ変わりなの?」と気になっていたので、少し理解できたというか。でもまだ明かされていないことの方が多くて、よくわからないんですけどね。

「適当に混ぜたらできちゃった」って響吾さんはもともとこういう人なのか、とぼけてるのかがよくわからない。「体は普通の人間と変わらない」ということは、きっと心も人間と変わらないということかな。だってロイドたちはやはり歌苗のことを気にしているし、感動したり怒ったりそういうところも人間と変わらない。

バッハ様はこの時点ではやはりよくわからない人ですね。バッハの演奏を聴いて社長たちの態度が変化しましたが、演奏の副産物なのか、言葉は悪いですが洗脳しようとしてやっているのか。まだまだ謎はたくさんあります。が、あまり謎にとらわれずに見た方がいいかもですね。

今日の1枚(*^_^*)

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やはり、「ただいま」「無事か、小娘」の場面。

見るたびに泣いてしまう回がいくつかあるのですが、その1つがこの回のこの場面です。

もう本当に泣けるシーンなのですが、温かい目で歌苗を見るモツ・リスト・奏助。心配そうなベト。リストの後ろに隠れながらも、チョッちゃんもチラと見ている。よくわかってないながらも気にしているシューさん。もう彼らはただの住人ではないと思う。とんでもないことをやらかしたり、言うことは全然聞かないしで困った住人だけど、みんな歌苗のことを気にかけているんだよね。うんうん。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 


1期(第1シリーズ)の感想

2期(第2シリーズ)の感想 随時、更新していきます…!